決勝2ラウンドは斉藤キャディとのタッグで戦い3位に食い込んだ

国内男子ツアー「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN LakeWood」の最終日に3連続バーディを奪うなど8バーディ、2ボギーの6アンダーをマークし、通算13アンダーで単独3位に食い込んだ丸山茂樹。この大会は初日から雨と雷の影響で試合の進行が大幅に変更になった。2日目、3日目と朝6時10分にプレーが始まり、3日目の10時にようやく予選2ラウンドが終了した。

そして予選を通算8アンダーの6位タイで終えた丸山茂樹は、決勝ラウンドのスタート時間が遅れることを聞き、コースから10分程度のホテルで待機することにした。「あの雨でしょ、延長、延長になって結局中止になるパターンじゃない。だからホテルで待機してたんだよね。そしたら12時すぎからスタートするって言うじゃない。もう、あわてて準備したけど、ダメだよね。心も体も仕上がっていないから」と、3日目のラウンドを後悔する。

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丸山は3日目のラウンドで多くの選手がスコアを伸ばす中、1オーバーと崩れ17位タイまで後退してしまった。「3日目に3アンダーぐらいで上がっていたら、今日はチャンスだったかもしれないけど、あの天気だし仕方ないですね。でも、今日はドライバーもパットも良くて、持ち味のショートアイアンも良かった。今の状態ならトップ10を外さないと思う」と、ゴルフの調子は極めて良い状態だという。

次週は茨城県の大利根CCで開催される「The Championship by LEXUS」に出場する。昨年は初日と3日目に首位に立ち、最終的には3位に終わったが大いに大会を盛り上げた。今年も石川遼、そして池田勇太も不在となる中、丸山や薗田峻輔が注目の的となるだろう。正確なショットが要求される難コースで、丸山が最高の笑みを浮かべることが出来るか。ゴルフの状態が良いだけに、今週のように気を抜かないことが一番大事かもしれない。（編集部：本橋英治）

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