男子ツアー初のアンダーパーを 女子プロ寺西飛香留が“三度目の正直”に挑む
◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 事前(8日)◇東建多度CC名古屋(三重)◇7090yd(パー71)
女子プロゴルファーの寺西飛香留が国内男子ツアーで3度目の出場を果たす。昨年4月「前澤杯」以来の挑戦で、今大会は昨年に続く主催者推薦になる。昨年大会は「77」「73」で通算8オーバー、カットラインに9打及ばぬ予選落ち。国内女子プロテストに合格しておらず、活動の場が限られる中での“レギュラーツアーデビュー”に「本当に初めてだったんで、憧れが強くて場の雰囲気に対応しきれずに終わりました」と話す。
今大会では男子ツアーで自身初の「アンダーパー」をマークしたい。男子下部ツアーでは2024年「ディライトワークスJGTOファイナル」第2ラウンドを4バーディ、2ボギーの2アンダー「68」で回ったが、レギュラーツアーは違う。「前澤杯」では予選2ラウンドで連続パープレーを記録しながら、あと一歩届かなかった。今大会のコースの印象を「グリーンがすごく硬くて。昨年も初日にビックリしたんですけど」と話すあたりに“壁”を感じている。
1年前の経験から、グリーンへの落下角を変えてボールを止められるように、アイアンのシャフトを替えるなどギアに工夫を凝らした。また4ホール中3ホールが200ydを超える“女子より長いパー3”など距離的な問題に向き合い、ウッドやロングアイアンを多めに練習、グリーンを外した場合に備えたアプローチにも時間を割いてきた。
「今年はもっと自分のプレーに集中して、自分の可能性を信じてやりたいです。予選通過をするためにもアンダーパーが必要ですから」。今年の大きな目標は2024年、昨年と続けて最終まで進んで跳ね返された女子プロテスト合格。男子ツアーで爪痕を残せれば、きっと大きな弾みになる。(三重県桑名市/加藤裕一)