ニュース

国内男子ダンロップフェニックストーナメントの最新ゴルフニュースをお届け

7打差逆転を狙って17回のイーグル、バーディパットも… 松山英樹は2位で終戦

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 最終日(17日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7042yd(パー71)◇晴れ(観衆4965人)

松山英樹の10年ぶりの大会2勝目は事実上、後半14番でついえた。右手を離しながらフェアウェイをキープしたドライバーショットから、ショートアイアンの2打目をピンそば1.5mにつけた。首位マックス・マクグリービーが4mのチャンスを外し、決めれば残り4ホールで3打差に迫るバーディパット。慎重に慎重を重ねたトライがカップ左を抜けた。

<< 下に続く >>

その瞬間、パターを落とし、両ひざに両手をついて、うなだれた。「12番(の3m)とか14番とかを入れられていたら、ちょっとプレッシャーをかけられたと思いますけど…。戦いが終わっちゃったな」と振り返った。

7打差を追う最終日、1番の5mを皮切りに2番で6m、3番で7m…。2オンに成功した7番(パー5)は4mのイーグルトライを打ちきれなかった。ショートサイドを攻めてグリーンを外して唯一のボギーを喫した10番を除き、17ホールでイーグル、バーディパットを打った。万全ではないショットでも、ベタピンにはつけられなくても“狙えるチャンス”は作り続けた。

最終的に優勝スコアと4打差に終わったが、2014年大会覇者、大会ホストプロ、大勢のギャラリーを従えて回る“責任”を全うした「66」。日本勢最高の2位フィニッシュとなった。

大会前から「やっていることがある」と話していた課題は「いい部分もありました。もちろん、悪い部分の方が多かったですけど、上位で戦えたことはプラスと思います」。PGAツアー2勝を挙げ、「パリ五輪」で銅メダルを手にした2024年は終了。「年明けに向けて(調整や修正を)どうしようか考えていきたいです」とシーズンを締めくくった。(宮崎市/加藤裕一)

関連リンク

2024年 ダンロップフェニックストーナメント



あなたにおすすめ

特集SPECIAL

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!