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「いろんな感情があった」 小学6年生アマ福井誠ノ介が初バーディ

◇国内男子◇ACNチャンピオンシップ ゴルフトーナメント 2日目(4日)◇三木GC(兵庫)◇6993yd(パー71)

12歳に思わず笑顔がこぼれた。小学6年生アマ福井誠ノ介は後半1番でダブルボギーをたたいたが、続く2番は185ydから5Wで2.5mにつけてど真ん中からカップに沈めた。初日から29ホール目にして念願のバーディを奪った。

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「やっと初めてのバーディ。いろんな感情があった。すごくうれしい」。第1ラウンドが「84」、第2Rは7打縮めて「77」でプレーした。通算19オーバーの予選落ちに終わったが、得たものも大きかった。

課題にあげたのが2日連続でダブルボギーをたたいた12番(パー5)のティショットだ。「2日間とも木に当たった。しっかりと雨でもボールを滑らせずに低い球を打てるように練習したい。下の状態が悪くてもクリーンにアイアンとかでも打てるようにしたい」と反省した。

第2R途中の参考記録になるが、ドライビングディスタンスは231.95ydで実質最下位。しかし、それは“伸びしろ”の裏返しでもある。「めちゃくちゃ楽しかった。次回チャンスあれば出たい」とホールアウト後も練習グリーンでボールを転がした。

福井と同組で、最年少でツアーメンバー登録した16歳の香川友は第2Rを3バーディ、3ボギーの「71」でプレー。通算1オーバー暫定78位で予選落ちが濃厚となった。

「パターとアプローチは良かったが、アイアンでパーオンできなかった。バーディチャンスが少なかった。ちゃんとボールにクリーンに当てきれていない。ミート率が悪かった」と淡々と振り返った。2日間のパーオン率は全体94位の41.667%(15/36)とショットが安定しなかった。

次戦は下部ABEMAツアーの最終戦「ディライトワークス JGTOファイナル」(16日~18日/茨城・取手国際GC東C)を予定している。(兵庫県三木市/玉木充)

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