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最終日“4.5ホール”の優勝争いに「フクザツ」 細野勇策は3位で終えて居残り練習

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 最終日(1日)◇富士桜CC(山梨)◇7424yd(パー70)◇雨(観衆488人)

初優勝をかけた最終日は“4.5ホール”しか回れなかった。細野勇策は最終ラウンド(R)となった第2Rを「66」で終えて通算6アンダー単独3位。36ホール決戦の消化不良を打ち消すように、雨の中パッティング練習場で球を転がした。

悪天候で初日から順延が続き、31日(土)にティオフした第2Rは14番(パー5)のティショットを打って、中断・順延になった。せめて54ホールでの成立を目指した大会だったが、雨が続いてこの日の午前7時に36ホールへの短縮が決定。細野は14番のセカンドショットから、残り“4.5ホール”で、前日に第2Rを完了した平田憲聖との2打差を追いかける立場になった。

「2打差は狙える位置だと思うけど、残りホールもそう簡単に獲れるホールじゃない。複雑というか…。1位は狙いたいけど、なかなか難しい」。600ydの14番はパーで終えたが、15番はティショットを右に曲げて4オン1パットのボギーとし、残り3ホールで3打差に。その後はバーディを獲れないままホールアウトした。

初優勝には届かなかったが、単独3位は今季自己最高位。荒天の中で「68」、「66」と並べたことは自信になる。「2日間のスコアで見れば上出来。自分が調子よくプレーできれば、上位には来られると思う。数多くそういう試合をこなしていけるよう頑張りたい」。タフな1週間を終えて、9月5日開幕「シンハンドンヘオープン」のため韓国に飛ぶ。(山梨県河口湖町/谷口愛純)

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