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抜群の安定感に天候も味方 「かなり楽にプレーできた」平田憲聖が抜け出す

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 3日目(31日)◇富士桜CC(山梨)◇7424yd(パー70)◇晴れ(観衆711人)

7月「セガサミーカップ」以来の今季2勝目へ、追い風が吹いてきた。平田憲聖がボギーなしの7バーディ「63」をマークして通算9アンダー。降雨によるコンディション不良のため午後組の全員が第2ラウンドを終えられず、暫定ながら単独首位で残り18ホールを迎える。

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初日(29日)は大雨のなか14ホールをプレーして中断が決定。2日目(30日)は第1ラウンドの残りを消化して再び順延になり、第2ラウンドを丸々この日に持ち越した。「きょうは雨が降っていないだけでかなり楽にプレーできた」と、天気が崩れる前の午前7時5分にスタート。前半11番(パー3)でピンに絡めてバーディを奪うと、難関12番でもスコアを伸ばした。

12番は、昨年の平均スコア「4.412」を記録した480ydのパー4。この日はアゲンストの風が吹く状況で、フェアウェイから残り178ydを7Iで2.5mにつけた。雨のなかでプレーした第1ラウンドは230ydが残った2打目を3UTで打ち、3オン1パットのパー。「雨が降っていないだけで距離も気分も全然違う。その(雨の)経験もできたから、コースに対してそこまで難しいイメージを持たずにできた」と、難ホールの攻略にも生きた。

最終9番では、約4mのバーディパットを決めて力強いガッツポーズ。通算9アンダーで2打リードの単独首位に抜けだした。この日も午後から雷雨に見舞われ、午後3時23分にサスペンデッドが決定。あすも雨予報が出ているだけに、ツアー4勝目に向けて大きな貯金ができた。

今季はこれまでの13試合で予選落ちはゼロ。9試合以上に出場した選手の中で、予選通過率100%は平田と金子駆大(11試合)の2人だけだ。「良い感じでゴルフができている。あしたがどうなるか分からないけど、やれると思って準備したい」と、短期決戦に向けて気合を入れた。(山梨県河口湖町/谷口愛純)

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