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石川遼は上がり3連続ボギーで予選通過圏外に 暫定68位で朗報を待つ

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 3日目(31日)◇富士桜CC(山梨)◇7424yd(パー70)◇晴れ(観衆711人)

通算3オーバーで迎えた最終9番は、2打目でグリーンに乗せたが「ファーストパットをジャストタッチで狙ったら、気持ち良く強く打っちゃった」と3パットのボギーフィニッシュ。石川遼は予選通過圏外の通算4オーバーで第2ラウンドを終え、「悪い中で戻しきれなかった」と悔しさをにじませた。

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競技は全員がホールアウトできないまま、降雨によるコンディション不良のため午後3時23分に順延が決定。暫定カットラインは1打差の通算3オーバーと、暫定68位にいる石川の最終ラウンド進出は後続組の結果に委ねられた。

1オーバー暫定24位で前半10番の2打目から再開した第2ラウンドは、前半からもどかしい展開だった。イン9ホール中6ホールでパーオンに成功したが、スコアを伸ばせず8ホールでパーが続く。ようやくバーディが来たのは18番。約3mのバーディパットを入れると力強くこぶしを握った。

ここで流れを変えたかったが、後半は5番で3オン2パットのボギーが先行。7番(パー3)はティショットをバンカーに入れてボギー、伸ばしたい8番(パー5)も「フェードを打ちに行ったのが、曲がりすぎてしまった」とティショットがOBでボギーと、上がり3ホールでスコアを崩した。

過去12回プレーした本大会は、2009年、10年の優勝を含めてトップ10が7回。予選落ちは2012年の1回だけで、16年から出場した6大会はすべて25位以内で終えていた。

「まずはスイング。しっかり整理して、また次の試合に生かせれば」。課題と向き合いつつ、まずは最終日に再開を迎える後半組のホールアウトを待つ。(山梨県河口湖町/谷口愛純)

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