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55歳からも刺激 平田憲聖の国内メジャー連覇のカギは

◇国内メジャー第2戦◇日本プロゴルフ選手権大会 事前情報(3日)◇富士カントリー可児C志野C(岐阜)◇7164yd(パー71)、7201yd(パー72)

「全米シニアオープン」での55歳の奮闘を、23歳の平田憲聖も見逃さなかった。日本勢2人目のシニアメジャー制覇という最高の結果は夢と消えても、藤田寛之の激闘ぶりはきっと同じように見る者の心を揺さぶった。

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親子ほど年の差がある2人が、目線を同じにするのもゴルフの魅力。平田は「藤田さんとはレギュラーツアーでプレーしたことも何度もあります。回るたびに本当にすごいと思う。今回の試合も、もちろん見ていました」と日本時間で2日前の出来事に言及した。

学生時代にプロ転向したとはいえ、まだ3年目。「自分があの年齢になってあそこまで活躍できる未来は正直、見えない。でも『そうなりたい』と、先輩方を見ながらすごく思います」。大会連覇がかかる試合を前に、ひとつの発奮材料になったのは言うまでもない。

北海道・恵庭CCでプロ2勝目、国内メジャー初勝利を飾ってから約1年。今季はまだタイトルに手が届かない。「優勝できそうなチャンスはありながら、こう…」と、もどかしさも感じつつ、「自分では4日間戦うことがすごく大事。その中でもっと優勝争いをしてさらに調子を上げていければ」とまだ予選落ちのないシーズンに及第点を付ける。

男子レギュラーツアー初開催の富士カントリー可児クラブは、学生時代に競技で回った経験がある。「でも(今大会に向けて)改修してからは初めて」。ほとんどのホールでフェアウェイ幅が20ydあまりに設定され、高難度に仕上げられた。

「グリーンも硬くなって、『ラフに入れたらダメだ』とか考えだすと、コースの見え方は変わるかなと思います。メジャーのセッティングで、グリーン周りに少し外しただけでラフがすごく深くなる。ティショットでいかにフェアウェイをとらえられるかがカギ」

予選ラウンドは2週前の直近大会で優勝した石川遼、22年大会王者の堀川未来夢と一緒に回る。もちろん最注目のグループ。「連覇のチャンスがあるのは僕だけ。そこを目標にしている。予選をクリアして上位で優勝争いできるように頑張りたい」と精一杯、意気込んだ。(岐阜県可児市/桂川洋一)

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