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マスターズ覇者の「うまいね」にドキリ 細野勇策は松山英樹→ケプカからの優勝争い

◇国内男子◇カシオワールドオープン 3日目(25日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7335yd(パー72)◇晴れ(観衆2087人)

前週「ダンロップフェニックス」の2日目、松山英樹には申し訳ないが、最終ホールのボギーに「チャンスある!」とこぶしを握った。初優勝を目指す20歳の細野勇策にとって、前週の週末は夢のような2日間だった。

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PGAツアーから招待選手として出場した松山英樹と、2日目を終えて同じスコアに並んだ。滅多に日本でプレーが見られないマスターズチャンピオン。「なんとかして決勝ラウンドを回りたい」と思っていたが、初日に首位発進を決めた松山に対し、自分は14位。「ああ、もう無理だ」と肩を落としたが、2日目に自身もスコアを伸ばし、通算5アンダー8位で並んで同組に入った。

ティイングエリアを囲む大ギャラリーと、世界トッププロが近くにいる緊張感。その中でもスコアを崩すことなく4位につけた。ラウンド中は恐れ多くて話しかけることもできなかったが、最後は松山から「うまいね」の一言が。

これ以上ない誉め言葉に舞い上がったのもつかの間、最終日は海外メジャー5勝のブルックス・ケプカと同組。「本当にうれしくて、いい勉強になりました」と充実の2日間を過ごし7位で終えた。

今季5度目のトップ10入りを果たして迎えた今大会は、初出場ながら3日目を終えて通算10アンダー首位に立った。2021年にプロ転向を果たし、QTランク8位の資格で出場権をつかんだ今季は「東建ホームメイトカップ」5位など成績を残し、賞金ランキングは24位。「そろそろ経験もたくさん積ませてもらった。出るからには優勝したい」と強い思いを持って今大会を迎えた。

最終日は9月「フジサンケイクラシック」(15位)以来、ツアー2度目の最終日最終組。首位で最終日を迎えるのは初めてだ。悲願の初優勝をかけた最後の一日も、先週を思い出せば「あれを超えることは中々ない」と、自信を持って戦えそうだ。(高知県芸西村/谷口愛純)

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