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宇喜多飛翔がプロ初エース “関西シリーズ”で3位発進

◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 初日(21日)◇小野東洋GC(兵庫)◇7113yd(パー72)◇曇り(観衆600人)

大阪学院大4年生の“学生プロ”が、8番のパー3でプロ初のホールインワンを達成した。宇喜多飛翔(うきた・つばさ)は「中学2年生か3年生の時に、試合の練習ラウンドで」決めた記憶はあると言い、生涯2度目。手ごたえある感触とピン筋に飛ぶボールを目で追ったが、入った瞬間は見えなかった。

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実測値179ydを7Iで打った。ピッチマークはカップ手前2.5mにあった。「ギャラリーの人はほとんど(自分たちと一緒に)ティイングエリアにいて、グリーンには少なかったので『え?』ってなった。カップを見に行ったらちゃんと入っていました」。得意げに笑みを浮かべ、スーパーショットを振り返った。

岡山県出身の22歳は、今年4月「関西オープン」でプロとしてツアーデビューしたルーキー。デビュー戦で首位発進した強者は、リランキング4位の資格で後半戦に臨んでいる。「結果が良い試合もあるけど、ここ最近は予選を通るだけの試合が続いていて。本当に調子が良くなかった」。ショット、パットがかみ合わず、今週は「とりあえず“関西シリーズ”を頑張ろう」と思って迎えた。

「ドライバーに多少の不安はあるけどショットは全体的にいい」。前半13番は160ydを9Iでピン3mにつけてバーディ、14番は87ydを60度のウェッジで2m弱につけてバーディ。15番は5mを沈めて3連続でチャンスをものにした。

終わってみれば、1イーグル6バーディの「64」で3位発進。「とりあえず6アンダーぐらいであがれればいいかなって思っていたけど、8アンダー。上出来ですかね」とうなずいた。首位とは1打差。残り3日、3位で終えたデビュー戦のリベンジに挑む。(兵庫県小野市/石井操)

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