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難度1位のパー4で“トリ” 石川遼は4打差8位で週末へ

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 2日目(28日)◇恵庭CC(北海道)◇7441yd(パー72)◇晴れ(観衆831人)

首位で2日目を迎えた石川遼は出だしの1番で6mを沈めて“おはようバーディ”で飛び出した。

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5番でもバーディを奪い波に乗りかけたが、続く左ドッグレッグの6番で流れが一変した。「ドローを打ちたかったけど(出球を)右に出し切れなかった」とティショットを左に曲げ、ボールはOBゾーンに飛び込んだ。打ち直しの3打目を右ラフに置き、5打目でようやくグリーンに乗せたものの、そこから2パットを要して「7」。トリプルボギーをたたき、単独首位から一気に後退した。この日の6番の全選手の平均スコアは4.662で難度1位。498ydの長いミドルホールに苦戦した。

「そこからはイメージを変えてフェードを多用した」とマネジメントを組み立て直し、その後の12ホールはイーブンパーで乗り切った。

3バーディ、1ボギー1トリプルボギーの「73」。首位の平田憲聖と4打差の通算3アンダー8位で大会を折り返した。「OBのトリプル(ボギー)から流れがかなり悪くなったので、もっと悪くならないようにやるので精一杯だった。なんとか耐えた感じ」と苦しんだ一日を総括した。

初日のラウンド後には「自分が思っていたのとズレがあった」とスイングプレーンの修正に取り組んだ。初日のフェアウェイキープ率は50%(7/14)で全体29位だったのに対し、この日は28.571%(4/14)で102位と低迷したものの、パーキープ率(パーかそれより良いスコアを獲得する率)は88.889%(16/18)で2位と安定している。

「きょうはアイアンが全般的に良くなって、ドライバーも良かったので、あした以降が楽しみ」と週末での逆転に期待を込めた。(北海道恵庭市/内山孝志朗)

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