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【GDO EYE】池田勇太「ライン読むのが一番つらいよ」

国内男子ツアー「カシオワールドオープン」の初日に、18番パー5で大歓声が上がった。今大会1つ目のイーグルを奪ったのは、腰痛に苦しむ池田勇太だった。530ヤードで打ち上げのパー5。昨年の決勝2ラウンドは風が向かい風になっていたこともあり、イーグル達成者はゼロ。ところがこの日は南からの追い風が吹いていたため、多くの選手が2オンを狙ってきた。

池田はドライバーで295ヤード飛ばすと、残り235ヤードでユーティリティの3番を使用。ピンに向かってまっすぐに飛んだボールは、グリーン手前から転がると、ピンをかすめて4m奥に止まった。下りで少し右に切れるラインを読みきった池田は、このイーグルで2アンダーまでスコアを伸ばした。

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右手首の故障は、スイング時にテーピングをしていないことも確認できるように、回復に向かっている。ところが左腰の状態は極めて良くないと言う。「スタート前には軟らかくしているけど、後半に入るとどんどん硬くなる、アイアンショットが辛いね。短いし、地べたを打つから。ドライバーの方が楽ですよ。あと、やっぱりパットも辛い、ラインを読むのが一番辛いよ」。

ラウンド中、何度も腰をかがめて伸ばすようなしぐさをする池田。憧れのジャンボ尾崎のように折りたたみの椅子を投入するのだろうか。辛いながらも3アンダーをマークし16位タイと踏ん張る池田。石川遼に引き離されないように、今は踏ん張るしかない。(編集部:本橋英治)

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