ちょっと危ない「白」旗

◇国内男子◇ハナ銀行 インビテーショナル 初日（15日）◇千葉夷隅ゴルフクラブ（千葉）◇7625yd（パー73）曇り時々雨（観衆254人）

左ドッグレッグの12番（パー5）、ティイングエリアに立った選手に向かって、セカンド地点のフォアキャディが「待機」を示す赤旗をかざした。日本ツアーでは「前の組がいるので打つな」のサインだが、韓国ツアーでは赤が「ウォーターハザード」に入ったことを示すサインになる。フォアキャディが示す旗色の意味、実はツアーによって微妙に異なる。

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日韓ツアーの共同主管で行われている今週は、旗色は開催地の日本に合わせて定められている。日本では、「白＝打ってOK・セーフ」、「赤＝待機」、「青＝暫定球（OBの可能性あり）」、「黄＝前の組がグリーンにいる場合、レイアップOK」。

これが韓国になると、「白＝暫定球（OBの可能性あり）」、「赤＝ウォーターハザード」、「青＝打ってOK・セーフ」になる。

さらにアジアンツアーでは「緑＝打ってOK・セーフ」、「赤＝暫定球、または前の組がプレー中のため待機」、「黄＝ウォーターハザード」…と各ツアーで変わる旗色は、基本的に開催地のルールにのっとって試合を実施。今週は日本語とハングルで、旗色の掲示がされていた。

選手やキャディは試合の流れで判断するため、意外と違いに気づいていない選手も多かったりする。ただ、素人目には日韓の「白」の違いがちょっとややこしいので要注意。

＜日本＞
白＝打ってOK・セーフ
赤＝待機
青＝暫定球（OBの可能性あり）
黄＝前の組がグリーンにいる場合、レイアップOK

＜韓国＞
白＝暫定球（OBの可能性あり）
赤＝ウォーターハザード
青＝打ってOK・セーフ

＜アジア＞
緑＝打ってOK・セーフ
赤＝暫定球、または前の組がプレー中のため待機
黄＝ウォーターハザード