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全英争いに望みをつなぐ再浮上 石川遼「まずは自分のプレー」

◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 3日目(27日)◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇7461yd(パー72)◇晴れ

33位に後退して決勝ラウンドに進んだ石川遼が、ムービングデーに「67」をマークして再浮上した。8つのバーディ(3ボギー)を量産して通算7アンダーの14位。首位とは9打差の開きがあるものの、有資格者を除く上位4人に付与される7月の「全英オープン」出場権を視界にとらえて最終日を迎える。

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3日目を終えて、鈴木晃祐が通算12アンダーの単独4位と“圏内”には5打差のポジション。メジャー切符への可能性をつなぎながらも、「なかなか厳しい」と本音をこぼした。

「がむしゃらに攻めれば一日だけなら上手くいくかもしれないけれど、来週に良い影響ばかりではない。まずは自分のプレーをやっていきたい」。次週は国内メジャー「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」も控えている。まずはベースのプレースタイルを守りつつ、チャンスが巡ってくればアクセルを踏み込む考えだ。

「75」と落とした2日目は、前半15番の2打目でシャンクして池に入れるなど2つのダブルボギーをたたき「苦しい内容だった」と振り返る。一方で「ゲームが壊れるようなショットはなく、きょうも引き続き変わらない内容でやれた」と、特別な修正を入れることなく序盤からバーディを重ね、10番スタートの“裏街道”から上位に迫った。

11番(パー5)から2連続バーディとすると、13番はボギー。直後の距離がある14番パー3(222yd)で3mを決めてバウンスバック。「パーでもいい、と思ったホールでバーディが獲れると乗っていける」と弾みをつけ、16番(パー3)では約12mのロングパットをねじ込み4つ目。18番(パー5)から3連続で伸ばしてリーダーボードを駆け上がる。いずれも「外し方が悪かった」とパーオンを逃した3つのボギーを反省しながら、上り2ホールで1つ伸ばした締めくくりにうなずいた。

タイトルとメジャー出場権争いがかかる最終日。目の前の結果だけを求めてプレースタイルを崩すことなく、地に足を付けて最後の18ホールに臨む。(岡山県笠岡市/塚田達也)

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2023年 ~全英への道~ミズノオープン



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