「65」で回った富村真治が逆転した（提供JGTO）

◇国内男子下部ABEMAツアー◇太平洋クラブチャレンジ 最終日（26日）◇太平洋クラブ江南コース（埼玉）◇7053yd（パー71）

3打差5位から出た富村真治が7バーディ、1ボギーの「65」をマーク。通算11アンダーで2013年「everyone PROJECT Challenge」以来10年ぶりの、ツアー2勝目を飾った。

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「いい準備ができていた。最初から1位を目指して1番ホールに立っていた。全ホールでバーディを狙っているので、そういう部分が良いんじゃないか。今回の優勝で自信になりました」と振り返った。

沖縄県那覇市出身で、東北福祉大のアマチュア時代はナショナルチームに4年にわたって選出された。ルーキーイヤーの2013年に下部初勝利をあげ、15年には海外メジャー「全英オープン」にも出場した。32歳の今年はQT(予選会)48位の資格で臨んでいる。

昨年の秋から池田勇太とトレーニングを行い、精神的にも大きく成長した。「勝つために何が必要で何をしないといけない、何の準備をしないといけないか彼は明確にやっている。ゴルフに対してあれだけ情熱を持っている人はいない。僕自身感謝している」と手応えを感じている。

10年ぶりツアー2勝目をあげた（提供JGTO）

9アンダー2位は久保田皓也と生源寺龍憲。8アンダー4位に矢野東が続いた。

首位から出た吉本翔雄（よしもと・しょうた）は3番から5連続ボギーを喫するなど「72」で終え、中道洋平と並ぶ7アンダー5位。丸山茂樹の長男の丸山奨王は宇喜多飛翔らと並ぶ4アンダー15位で終えた。

＜主な最終成績＞
優勝／－11／富村真治
2T／－9／久保田皓也、生源寺龍憲
4／－8／矢野東
5T／－7／吉本翔雄、中道洋平
7T／－6／小斉平優和、近藤啓介、寺岡颯太、アダム・ブランド