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勝てば羽川豊を抜く最年少V 19歳・長野泰雅が首位と2打差発進

◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 初日(1日)◇東京よみうりCC(東京)◇7023yd(パー70)

「来年はあまり遊べないから…」と、ひと足早いオフシーズンを友人と満喫していたこの1カ月。19歳の長野泰雅に最終戦への招待状が届いたのは、開幕の4日前だった。

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今季のツアー出場権を持たない長野は推薦などで9試合に参戦。3位に入った「日本オープン」で来季賞金シードを確実にしたあとは、試合への出場権を得られずに地元の福岡でのんびりと過ごしていた。

賞金ランク29位で、滑り込みで最終戦への出場が決まったのは27日(日)。「来年JTを目指して頑張ろうと思っていました。(今年)出られるんだ、って」と月曜朝の便に飛び乗った。

父・清一さんにキャディを頼み、2人で羽田空港からそのまま会場に入って約1カ月ぶりの実戦へ。「あまり練習していないので、調子自体はよくないです」と鈍った感覚を取り戻しながらバタバタと本戦に突入した。

ショットの距離感は本調子とはいかないが、10m超えのバーディパットを2度ねじ込んで4バーディ、1ボギー「67」をマーク。首位と2打差の8位につけた。「明日も同じくらいのスコアを出したいです」とのんびり話す19歳は、出場選手で最年少。勝てば1981年に羽川豊が記録した23歳を更新する。(東京都稲城市/谷口愛純)

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