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ZOZO出場へ正念場の桂川有人 「65」で初の首位発進

◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 初日(22日)◇小野東洋GC (兵庫)◇7113yd(パー72)

日本開催のPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」(10月13日開幕/千葉・アコーディア習志野CC)の出場に向けて正念場の桂川有人はボギーなしの7バーディ「65」をマーク。自身初の首位発進を決め、好調に滑り出した。

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「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」を制した比嘉一貴を除く、賞金ランキング上位8人に与えられるZOZO出場権。桂川は同3位につけ、十分狙える位置にいるが、今大会を含め残り3試合あり、まだまだ油断できない。

この日は午前組でスタートし、1番で110ydをピンそば3mにつけてバーディを先行。2番、3番(パー3)でともに2mを決めて3連続とした。その後も7番でバーディを積み重ね、15番(パー5)は10ydのチップイン。17番、18番はどちらも1m以内につけてトップへと駆け上がった。

スコアだけ見れば順調といえるが、「結果(的に)良し、という感じ」と浮かない様子。「ちょっとミスショットを怖がりながら打っていて。合わせながら打っている感じ」と不安をのぞかせる。パーオン率は83.33%(15/18)だが、フェアウェイキープ率が35.714%(5/14)と低かった。

1月「SMBCシンガポールオープン」、国内初戦「東建ホームメイトカップ」をいずれも2位で終えて、4月「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」で初優勝を遂げたが、春先から少しずつ積み上がったミスの恐怖心が「身体に残っている感じがしている」と言う。深刻ではないものの、「初めてのPGAツアーで結果を残していける選手になりたい」とZOZO出場への思いは強い。まずは、不安からの脱却を目指して、慎重に1ラウンドずつこなしていく。(兵庫県小野市/石井操)

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