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石川遼が今季初トップ10入り パーキープ率94.44%は全体1位

◇国内男子◇中日クラウンズ 最終日(1日)◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557yd(パー70)

石川遼が今季出場4試合目で初のトップ10入りとなる通算8アンダー7位でフィニッシュした。5打差11位から出た最終日はボギーなしの2バーディ「68」。バックナインは全てパーが並び、上位との差を縮めることはできなかったが「まずはバーディの数よりもボギーを最小限にしていきたいなと常に思っている。(18ホール全てパーだった第2ラウンドを含め)このコンディションの中で2日間、ノーボギーで回れた」と及第点をつけた。

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スイングの精度を高めている過程ではあるものの、1Wショットをはじめとするロングゲームの安定が大きい。「練習場の動きだったりが試合でできるかどうか。今週は、またひとつ前に進めたなというところはある」。コンパクトな和合の中でも12番などは、これまでほとんど1Wを握ることがなかったホール。明らかな変化はあった。

アイアンでチャンスにつけきれずに4日間のバーディ以上のホール数はフィールド51位タイの11ホールにとどまった一方、パーキープ率94.44%と全体トップだった。「昔だったら、考えられないかなって。『この順位で終わってるのに最多バーディ賞もらってるの?』とか、そういうレベルだったと思う。ボギーを減らして(ここからさらに)バーディを獲っていけるようなゴルフができれば、悪い方に行ったとしてもトップ20で収まるような、そういう(理想の)ゴルフが見えてくる」

収穫と課題の4日間を終え、「今日とか昨日できていることも、油断したら、すぐにできなくなるという世界。油断せず、全てのことをやっていかないといけない」と表情を引き締めた。(愛知県東郷町/亀山泰宏)

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