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見通せないコロナ禍のオフ 今平周吾「トレーニングで追い込む」

◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日(6日)◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70)

今平周吾は長い“オフ”を覚悟している。松山英樹に次いで日本勢2番手となる世界ランキング75位につけるが、年明け後のスケジュールは依然として不透明だ。

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3年連続で参戦していた1月のPGAツアー「ソニーオープンinハワイ」の出場はかないそうにない。海外メジャーで初の予選通過を果たしたとはいえ、国内ツアーの試合が次々と中止になった影響もあり、ポイントを稼げなかった世界ランクも昨年末時点の31位から大きく下がった。来年4月「マスターズ」だけでなく、世界選手権シリーズへの扉も閉ざされそうなポジションまで後退を余儀なくされた。

「開幕は4月になっちゃうんじゃないかな」と見込み、「去年とかは1月2月も試合があって、なかなかできなかった体づくりをしっかりやろうかな、と。(トレーニングで自分を)追い込みたい」と前を向く。下半身を中心に鍛え上げながら、統合されたシーズンのリスタートに備える。

代表圏内にいる東京オリンピックへのスタンスについても、コロナ禍で変化が生じつつある。「チャンスがあって、出たいというのもすごく強かった。『出たい』という意識でやっていますけど、(大会自体が)なかったらなかったでしょうがない。それよりも、試合でいい結果を出し続けるために努力したい。(メジャーで)次は予選通過ではなく、15位以内とかの結果を出せるように」

世界ランク100位前後まで出場できる慣例のある「全米プロゴルフ選手権」(5月20日~/サウスカロライナ州キアワアイランドゴルフリゾート・オーシャンコース)、すでに出場権を持つ「全英オープン」(7月15日~/イングランド・ロイヤルセントジョージズGC)をメインターゲットに据え、いまできることに集中する。

「練習ラウンドでは打てても、試合の中じゃないと感じない感覚もある。試合の緊張感の中での感覚を養えないから、難しかった」という2020年。14日間の隔離期間が明けて間もなかった初日に24位タイと出遅れながら、最終日「67」で通算1アンダー10位タイフィニッシュ。2年連続賞金王の意地を見せた。(東京都稲城市/亀山泰宏)

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