暑さの中、もくもくとドライバ－、小技の練習を重ねた石川遼

今週木曜日に開幕する国内男子ツアー第7戦「～全英への道～ミズノオープンよみうりクラシック」の予選ラウンドの組み合わせが発表され、石川遼は丸山茂樹、鈴木亨と同組となることが分かった。

「興奮を通り越して、どう言葉に表していいか分からない」。石川が顔を紅潮させた。石川が小学4年生の時、丸山が「グレーター・ミルウォーキー・オープン」でPGAツアー初優勝を挙げた。「ニュースで観て、すげー！すげー！って言っていたジュニアゴルファーの一人です」。当時の石川にとっては、まさに雲の上の存在だった。

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「丸山さんが思っている以上に、日本のジュニアゴルファーに与えた夢は大きいです」と石川。丸山さんのようになりたいと、どれだけのジュニアが熱心にゴルフに取り組んだか、その世代を知る石川ならではの言葉だろう。「将来は僕自身がジュニアの子達に夢を与えられるようになりたいです」。石川にとっての丸山は、ロールモデルともいえる存在なのだ。

「木曜日は改めて不思議な気持ちになると思うけど、実際は同じゴルファーとして戦うので、極力そういう気持ちは持たないように徹したい。無理だと思うけど（苦笑）」と、早くも普段よりちょっぴりテンション高めの石川だった。