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13年かかった初優勝から1年 額賀辰徳のいま

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 事前情報(13日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262 yd(パー70)

初優勝の歓喜から1年。額賀辰徳はディフェンディングチャンピオンとしての立場をはっきりと自覚した。

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「”主役”の扱いをしていただける。そこが一番特別なこと」。プロアマ戦は冠スポンサーである三井住友カード株式会社の大西幸彦社長と回り、予選ラウンドは賞金ランキング1位の今平周吾、同3位の石川遼と同組に入った。「調子がいい2人から学ぶところもいっぱいある。自分のプレーをする中で、なんで調子がいいんだろうというところも見られるようになったら。賞金王争いを邪魔したいなとも思いますしね」と、ひそかなもくろみを口にして笑った。

進化を求め、スイングにも変化を加えて臨んだ今シーズンは、19試合で予選落ちが11を数え、賞金ランキング93位。ティショットの悩みがつきず、ミスの傾向を踏まえたメーカー側の提案もあって短いシャフトもテストしてきたが「知らない間にゴチャゴチャになってしまって、(1Wは)44.5インチ用のヘッドに、45インチのシャフトをさしていた」と混乱の内幕を説明する。

そんな違和感も久々に4日間を戦い抜いた前週「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」(49位)でクリアになってきた。「成績面では多少苦労してますけど、それも含めていい経験にできるかは自分次第」と顔を上げる。プロ転向から13年で勝利の味を知った飛ばし屋は、簡単にはへこたれない。(静岡県御殿場市/亀山泰宏)

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2019年 三井住友VISA太平洋マスターズ



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