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アマチュアの伊藤誠道、無念1打及ばず…

2008/10/10 19:00

国内男子ツアー第17戦の「キヤノンオープン」2日目、試合も終盤に入ること、プレスルームがざわめきだした。今大会がレギュラーツアー初出場となるアマチュアの伊藤誠道が、3ホールを残して通算1オーバーの予選カットライン上でプレーをしていたのだ。

ツアーでの最年少予選通過記録は、04年のサントリーオープンで伊藤涼太が記録した14歳2ヶ月7日。1995年8月8日生まれの伊藤誠道は、この日で13歳2ヶ月2日。このままホールアウトすれば、ツアー記録更新となる。

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カメラマンも集まり出した7番パー5。「むっちゃびびった」という伊藤だが、このホールでバーディを奪い、イーブンパーにスコアを戻す。だが、続く8番パー3。「バーディを獲った後は気をつけようと思っていたのに、あがった分忘れてしまい、それがミスに繋がった」と、ティショットをグリーン右奥に外し、観戦していたギャラリーの足に当ててしまう。球は芝のはげたディボットのような所で止まったが、そこからのアプローチは5m程ピンをオーバー。ファーストパットを1m残すと、ボギーパットも決まらずにダブルボギーとしてしまった。

結局、通算2オーバーとカットラインには1打届かず予選落ちとなった伊藤。「もうちょっとメンタル面を鍛えて、次の試合につなげたい」と悔しさを滲ませた。それでも、目指すは石川遼の持つ最年少優勝記録(15歳8ヶ月3日)の更新だ。「あと2年ちょっとしかないけど、あの記録を塗り替えるように頑張りたい」と、憧れだという石川の持つ記録更新に闘志を燃やした。



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