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賞金レースを優先して国内参戦 今平周吾は最高のシナリオへ前進

◇国内男子◇マイナビABC選手権 3日目(2日)◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7200yd(パー72)

3打差を追ってスタートした今平周吾が1イーグル6バーディの「64」でプレー。通算15アンダーの単独首位に立って最終日に向かう。最終18番(パー5)では5mのイーグルパットを決めて後続に1打差をつけ、自身初となるシーズン2勝目に前進した。

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2週ほど前からショットの調子を崩していたこともあり、出場資格があった同週の世界ゴルフ選手権「HSBCチャンピオンズ」のエントリーを辞退。不安を抱えての国内参戦となったが、開幕前から取り組んでいる修正がフィットして好スコアに結びついている。

昨季から、体重を右サイドに乗せる意識を強めたスイングを続けてきたが、「悪くなると(体重が)左に残る」という悪癖が出ていたという。今週は「それを修正するために右に戻す」修正に務め、この日は「昨日と一昨日に比べたら感覚はイマイチ」としながらも好スコアに結びつけた。グリーンを外したのは2ホールのみ。「ピンチはなかった」というノーボギーラウンドも、安定したショットの内容を裏付けている。

「気分転換にと思って」と開幕前日に投入を決めた『オデッセイ ストロークラボ TEN(テン)』の感触も上々だ。終盤16番(パー3)では7mのバーディパットを沈めて首位に1打差に迫り、イーグルフィニッシュで単独首位に立つ流れを築いた。

今平が日本に残ったのは、2年連続の賞金タイトルへの意識も多くを占めている。約390万円差でトップに立つチャン・キム(米国)、同3位の石川遼らは中国へ渡り、今週は賞金レースで優位に立つ絶好のチャンス。前週まであったショットの不安は薄れ、逃げ切り優勝への準備も整った。「同じショットのイメージで行ければ、いいスコアは出ると思う」。タイトル争いを優先させた大会で、最高のシナリオを思い描いた。(兵庫県加東市/塚田達也)

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