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「前澤さんはパワフル」“ZOZO”推薦出場の堀川未来夢の意地

◇国内男子メジャー第3戦◇日本オープンゴルフ選手権競技 2日目(18日)◇古賀ゴルフ・クラブ(福岡)◇6817yd(パー71)

「決まったからには今週、予選で落ちるわけにはいかない」。次週の日米共催競技「ZOZOチャンピオンシップ」に主催者推薦で出場する堀川未来夢には意地があった。予選ラウンドを通算1オーバーでまとめ、暫定7位として決勝ラウンド進出を確実なものにした。「パープレーを目指して、ダブルボギー以上を打たない」という明確なマネジメントで、ツアー2勝目(国内メジャー2勝目)を狙える好位置にいる。

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今季6月の「日本ゴルフツアー選手権」でツアー初勝利を挙げ、海外メジャー2試合、世界選手権(WGC)1試合に出場した堀川は、前週の「ブリヂストンオープン」を終えて賞金ランク9位。結果的に8位のショーン・ノリス(オーストラリア)までに“ZOZO”出場権が付与され、あと一歩が及ばなかった。

石川遼が賞金ランク上位者の資格で参戦することが決まり、“宙に浮いた”ひとつの大会推薦枠の行方は誰もが気になるところだった。今大会の開幕2日前、堀川がプロアマ戦で一緒にラウンドしたのは、大会名誉会長を務める前澤友作氏(ZOZO前社長)。ほかのアマチュアゲスト同様、丁寧にレッスンを施してラウンド後に連絡先を交換すると、翌日「世界の選手たちのプレーを見たいと意思を伝えた」と直接アピール。わずか30分後の「いい経験をしてください」という返答を大いに喜んだ。

大のゴルフ好きとしても知られる前澤氏。堀川は「飛距離も出ますね。(ドライバーで芯に)当たったときは260ydくらい飛ぶ。小柄でもパワフルな感じで。カラダに巻き付くようなスイング。パー3でも難しいところでグリーンにのせたりしていた。毎ショット、(前澤氏が帯同した)コーチの言うことも聞きながらやっていて、ゴルフ熱が高いなと思いました」と話し、与えられた出場機会に感謝した。(福岡県古賀市/桂川洋一)

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