石川遼ではありません！小鯛竜也です。

◇国内男子・KPGA・アジアン◇シンハン ドンヘ オープン 初日（19日）◇ベアーズベストチェオンナGC（韓国）◇7252yd（パー71）

2017年10月の「マイナビABC選手権」以来の国内ツアー通算2勝目を目指す小鯛竜也が、1アンダー23位で大会を滑り出した。ファッションへのこだわりも注目されるモデル体型の29歳。人波の中でも目立つ端正な顔立ちということもあってか、時に、自身以上の知名度を誇る著名人と見間違われがちなのだという。

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今大会の初日ラウンド後には、報道陣から、今月11日に初入閣した小泉進次郎環境相（38）に似ているのでは？と、不意に話を向けられる一幕があった。プロゴルファーと政治家の比較。漂わす雰囲気などの違いもあるが…。本人は、「（地元の大阪府では）おばちゃんによく言われる」と、小泉環境相と似ているエピソードをさらりと披露。「系統は一緒ですよね」と、何系統かに言及しないまままんざらでもない表情を見せた。

実は、本人の経験で、それ以上にふんだんなのは石川遼に間違えられるエピソードで、「サインをしっかり求められる」ほどと、ちょっとした悩みにもなっているようだ。「（前週の）北海道でも至近距離で『遼くんじゃん！』て言われて。違うから！って。ファンサービスも大事なんですけど、さすがにそこはしっかり、『（石川の）ファンじゃないでしょ！』ってツッコミました」と、大阪出身らしい軽妙なトークで頻度の高い“あるある”話を披露した。

悩みの解消法はシンプルだ。小鯛竜也の名を、これまで間違えられてきた著名人と同等に世間へ広めること。「こういう海外の試合で成績を残せると自分の中で自信になると思う。良い成績を残せば、名前は自ずとついてくると思うので、頑張りたいと思います」と、さわやかに意気込んだ。（韓国・インチョン／柴田雄平）