史上初! 日・韓・亜3ツアー共催競技が韓国で開幕
2019年 シンハン ドンヘ オープン
期間:09/19〜09/22 場所:ベアーズベストチェオンナGC(韓国)
今平周吾は2年ぶりに“勝利の女神”をキャディに起用
◇国内男子・KPGA・アジアン◇シンハン ドンヘ オープン 事前(18日)◇ベアーズベストチェオンナGC(韓国)◇7252yd(パー71)
今平周吾は婚約者の若松菜々恵さん(23)を2年ぶりにキャディに起用する。ツアー初優勝を飾った2017年5月「関西オープン」でタッグを組んだ若松さんは当時、岐阜・中部学院大ゴルフ部の4年生で、“勝利の女神”として話題を呼んだ。最近は今平が出場する試合の多くで、ロープの外からプレーを見守っていた。
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今年4月「マスターズ」のパー3コンテストでバッグを担いだ姿は記憶に新しいが、試合でバッグを預けるのは17年10月「ホンマ・ツアーワールド・カップ」以来となる。昨今は柏木一了さんらプロキャディを起用することが多かった。「海外の試合なので、ちょっと違うイメージで回ってみたいなと思って」と抜擢の理由を語る。
16日(月)に韓国入り。17日(火)にプロアマ戦で18ホールを回り、この日もインコース9ホールをチェックした。「(プロキャディの場合)全部任せっきりなので、今回は自分でメモを見て距離を測りながらやるので、初心に戻った感じ」という。今平にとって若松さんは「ほんとに気持ちよく回らせてくれる」と“横にいてくれるだけでいい”存在のようだ。
韓国には何度か来たことはあるが試合は初めて。コースの印象は「フェアウェイが狭くて、ラフに入れるとグリーンを狙うのが難しいので、難度は高い」。ショットメーカーの今平にとっては有利な気もするが「あんまりドライバーがまっすぐ行くタイプではないので、今週はフェアウェイキープを徹底したい」と謙遜する。
この日は日本ツアーの選手を代表して共同記者会見に出席した。「日本もレベル高いが、アジアの選手のレベルもすごく上がってきているのを感じる。こういう大会が増えればゴルフ界がさらに盛り上がっていくと思う」と述べた。(韓国・インチョン/柴田雄平)