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石川遼のスゴさを数字で確認してみる

石川遼が自身初めての2試合連続優勝を遂げた。ツアー通算16勝目となったが、意外と言えば意外だ。そこで、石川にまつわる数字のあれこれを整理してみた。

通算20アンダー

初日から「67」「66」「67」「68」をマークした圧勝劇。2013年大会で優勝した薗田峻輔がマークした通算20アンダーの大会記録に並んだ。石川は最終日の最終18番(パー5)でレイアップを選択し、4オン1パットのパーでフィニッシュ。試合後、「(薗田の出した)この数字を知っていれば(最終ホールの)攻め方は変わったかもしれない。(記録を)抜きたかった」と話した。

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3度目

完全優勝は3度目。2打差以上をつけて単独首位で最終日を迎えた大会は7戦7勝でV率100%となった。09年8月「サン・クロレラクラシック」(北海道・小樽CC)で初日から「65」「68」「71」「67」でプレー、4日間首位を守りきり、通算17アンダーでツアーでは自身初の完全優勝。16年8月「RIZAP KBCオーガスタ」(福岡・芥屋ゴルフ倶楽部)では初日から「69」「70」「68」「66」でプレーし、2位に5打差をつけての完全優勝だった。

3大会目

大会2度目の制覇で、同一大会複数回優勝は3大会目となった。14年大会は2打差を追って3位から出た最終日に、首位で出た小田孔明とのプレーオフに持ち込み、3ホール目で決着。逆転優勝を果たした。09、10年「フジサンケイクラシック」連覇、10、12年に「三井住友VISA太平洋マスターズ」を制した。

1位

大会前賞金ランキング6位の石川は、今大会の優勝賞金3000万円を加算して6255万8850円とし、11年9月以来となる賞金ランク1位に浮上した。石川は今年が選手会長2季目で、現役選手会長として賞金王に輝けば、17年の宮里優作以来となる。

9億4210万766円

生涯獲得賞金。13年から17年まで主戦場とした米ツアーでも、408万4098ドル(約4億3000万円、メジャーで日本の獲得賞金と重複あり)を稼いでいる。賞金10億円突破の最年少記録は池田勇太の31歳だ。

「58」

10年の「中日クラウンズ」最終ラウンドで記録した「58」(パー70)は、当時の世界最少ストローク。16年の米ツアー「トラベラーズ選手権」(パー70)で、ジム・フューリックが同スコアをたたき出して並んだ。

15歳245日

東京・杉並学院高1年時に07年の「マンシングウェアKSBカップ」で優勝した。史上最年少のツアー優勝記録はいまだ破られていない。08年の「マイナビABCチャンピオンシップ」を17歳46日で制し、プロの最年少優勝記録を3歳以上更新。4勝を挙げた09年には1億8352万4051円を獲得し、18歳で最年少賞金王の記録を樹立した。

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