2024/11/02クラブ試打 三者三様
ママさんプロに活躍の場を
2024/10/26 05:00
厚生労働省の調査によると、児童のいる世帯における母の「仕事あり」の割合は2023年に77.8%と、10年前に比べて14.7ポイント増えている。過去にマンスリーゲストとして登場した神谷和奏、若林舞衣子をはじめ、育児をしながら試合で活躍する女子プロゴルファーは増えている。佐藤の所属先である「おもちゃ王国」の社長との”ママさんプロ”が活躍できる試合やイベントを開催しよう!という会話から、「 Lalaクイーンズカップ」は始まった。まずはママさんプロが一体何人くらいいるのか?というところから佐藤は動き出した。グループLINEを開設して知り合いのプロたちと口コミで広めた結果、100人以上が集まった。イベントでは託児所を用意して試合に集中できる環境を整え、岡山県のジュニアとプロが同組でラウンドする競技形式形を採用して、ジュニアの育成の要素も加えた。若い選手が結婚して子どもを持ってからも、活躍できる職場がたくさんあることが佐藤の願いで「こういう大会がもっと増えていくことで、さらに女子ツアーやゴルフ業界が盛り上がればうれしい」と笑顔で語った。
自身のこれからの夢には「全米シニア女子オープン」への挑戦を挙げた。昨年の同大会ではトップ10以内に日本勢が4名ランクインするなど大きな盛り上がりを見せた。先輩達が活躍する姿を見て「日本人でもシニアメジャーで勝てる!」という可能性を感じた。自分が優勝台に上がってトロフィーを持つ姿を想像し、それはすぐに目標に変わった。佐藤がシニアへの出場権を得るまであと4年。すでに優勝のための準備は始まっている。
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