ニュース

国内、アメリカ、ヨーロッパの最新ゴルフニュースが満載!

龍之介に優勝カップを

2024/08/31 05:00

日本女子プロゴルフ協会の産休制度は2017年まで、申請する時期によってはシード権を剥奪(はくだつ)されてしまうようなものだった。「せっかくおめでたいことなのに、おかしいのでは?」という思いをそのまま、若林舞衣子は協会に伝えた。ちょうど育児休暇や産後の働き方に対する社会的な意識が変わろうとしていた頃だった。結果的にシードを保持したまま復帰できる制度に変わり、シード選手として活躍していた若林は2018年8月の「ニトリレディス」を最後に産休に入った。今ではシード選手以外にも産休制度は適用されている。託児所を用意する試合も増えるなど、若林の行動がきっかけでママさんプロがさらに働きやすい環境になりつつある。


リンクテキスト

2020年に復帰し、翌年7月の「GMOレディースサマンサタバサ」で優勝した時、当時2歳だった長男の龍之介くんは昼寝中だった。「カッコいい母ちゃんの姿をまだ見せられていないので、早くレギュラーツアーで優勝したいですね」と笑顔で語る若林の夢は、龍之介くんと一緒に優勝カップを持つこと。その夢とともに、若林舞衣子の挑戦はこれからも続く。



あなたにおすすめ

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!