ゴルフに捧げる覚悟は誰よりも強い

アマチュア時代に名だたる大会を優勝で飾り、2011年のプロテストでは一発合格。自分も含めて誰もがプロゴルファー青木瀬令奈の活躍を期待していた。しかし、11年はファイナルQTへ進めず、12、13年はともにファイナルQTで74位と低迷し、憧れたプロの世界で思うように戦うことができなかった。引退も考えるほどに自信もなくなっていった。

そんな頃、現在のコーチである大西翔太さんとの出会いがゴルフへの向き合い方を大きく変えるきっかけになった。「きみならもっとできるよ！」そう背中を押してもらってから、QTでの順位よりも、勝つために何をしなければいけないか？を真剣に考えるようになった。

＜＜　下に続く　＞＞

リンクテキスト

「1年全てゴルフに捧げてみる」と取り組み、美容室やネイル、好きな漫画や宝塚の観劇を封印して、365日24時間ゴルフのことを考える環境を自ら作っていった。「懺悔（ざんげ）ノート」も始めて、ミスや弱さから決して逃げない自分作りを始めた。
その結果、ツアーへの出場権と優勝を手にすることができた。
「人生は1度きり。迷った時は苦しい方を選ぶ」という。
覚悟が、さらに彼女を強くしている