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2023年5月 伊藤真利奈 【第2回】 デビッド・スメイルとの出会い

小学1年生からテニスを始め、北海道大会などで優勝する腕前だったが、12歳でシングルプレーヤーの父親から半ば強制的にクラブを握らされて嫌々ゴルフをするようになった。当初はうまくいかずに、試合で同学年の小祝さくらが70台で優勝する中、100をたたいて最下位となりつらい思いをした。

父親に教わりながら「やるならプロを目指す」と毎日練習に励み、高校3年生で北海道高校選手権を制覇し、2017年に初めてのプロテストを受験した。

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当時所属していた恵庭カントリー倶楽部デビッド・スメイルを紹介され、コーチとして指導を受けることになり、スイングが各段に安定した。

毎年、冬の間はスメイルの出身地ニュージーランドで、3カ月ほど滞在して合宿をしている。母親がロシア人で、英語を話せそうな顔立ちだが、最初は全く話せずにひたすら「YES」と「NO」を繰り返す日々。

日本語が一切ない環境下で英会話漬けの日々を送ったところ、自然と身に付いてきた。お寿司が大好物で、一番好きなネタはサーモン。



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