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2015年10月のマンスリーゲスト 西木裕紀子

「Hot Shot with GDO」2015年10月のマンスリーゲストには西木裕紀子プロを迎え、全4回でお届けする。

1991年9月21日生まれの25歳。兵庫県出身で、2010年にプロテストに合格。昨年の国内女子ステップ・アップ・ツアー「うどん県レディース金陵杯」でプレーオフを制し、プロ初タイトルを手にした。2015年度出場資格はQTランキング53位。

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第1回 「見た目と違ってビビリです!」

ゴルフを始めたきっかけは、10歳の頃に、父親に練習に連れて行ってもらったこと。父親が、小学生用につくってくれた、お手製の短いクラブが大のお気に入りで、周囲に「うまいね!」と褒められるうちに、調子に乗ってゴルフがどんどん好きになっていった。

サッカーや柔道で有名な岡山県の作陽高校へ進学し、創立されたばかりのゴルフ部に所属。一つ上の先輩だった藤本麻子選手のリーダーシップと、チームワークで、2008年の「全国高等高校ゴルフ選手権競技」の団体戦で優勝を果たした。

昨年まではレギュラーツアーの試合に出場する機会が少なかったが、今年は10試合以上に出場し、いろいろな経験ができた。

マイペースで、周りを気にしないように見られることが多いが、実は「ビビリ」な性格だ。大事なシーンで「どうしよう、逃げ出したい」と思う気持ちを抑え、ネガティブな発言をしないように心がける毎日だ。

第2回 「差し入れはスイーツでお願いします!」

神戸市に在住し、今年、「日本オープンゴルフ選手権」を開催する、「六甲国際ゴルフ倶楽部」を拠点に練習をしている。中学生の頃から「江連忠ゴルフアカデミー」に在籍し、師匠は、穴井詩選手などを弟子にもつ石井雄二コーチ。不安定なバランスボールに乗りながら、体幹を鍛えるトレーニングをしている。

目下の課題は、苦手意識があるパッティング。スコアメイクの鍵となる、距離のあるファーストパットの精度をあげるため、日々練習に励んでいる。

好きな食べ物は、トマト系のソースにチーズをたっぷりトッピングしたパスタ。実家に住んでおり、栄養士さんのアドバイスを母親に伝えると、いろいろと工夫してつくってくれるので、とても感謝している。

神戸は「スイーツ」のレベルが高く、1日3回でも食べたいくらい大好き。イチオシは「ア・ラ・カンパーニュ」の期間限定フルーツタルト。

第3回 「大好きなバンカーショット」

レギュラーツアーはグリーンが硬いので、止まりやすいように、今年から9番ウッドを入れている。難しいコースセッティングの試合に出るたびに、クラブセッティングが易しくなっていく傾向にある。

バンカーショットの練習が大好きで、放っておくと、56度のサンドウェッジを持って、ずっと砂の中にいる。ジュニア時代は大の苦手だったが、練習をすればするほどカップに寄るようになり、好きになっていった。苦手な人へのアドバイスは、フェイスを思い切って開いて、緩めずに振りぬくのがポイント。

今年から、ド派手な「ラウドマウス」のウェアを着用している。今までは地味なウェアを着ていたので、最初は違和感があったが、今では試合の後も着たままで、コンビニにもいけちゃう。

普段着はTシャツとジーンズとスニーカーが定番で、ラフなスタイルが好き。プロアマの前夜祭に着るための、フォーマルウェアの選び方が悩みのタネだ。

第4回 「恋愛モノで胸キュン」

趣味は映画鑑賞で、最近のヒットはユニバーサル・ピクチャーの3Dコンピュータアニメーション『ミニオンズ』。とくに好きなジャンルは恋愛モノで、カッコイイ主人公に胸がキュンとなってしまう。

好きな男性のタイプは、「しゃーなし(しょうがない)」といいながらも、一緒になんでも付き合ってくれる人。好みのストライクゾーンは広いほうだ。

中学生の時から、すべてをゴルフのために捧げ、ゴルフが自分にとっての道しるべだ。ゴルフをしてきたからこそ、尊敬できる師匠や、励ましあう仲間と会うことができた。

昨年、初優勝をした試合では、3ホールに渡ったプレーオフの間、つきっきりで仲間が応援をしてくれた。勝った喜びを分かち合えた瞬間、本当にゴルフをやっていてよかったと思った。一日でも早くレギュラーツアーで成果を出して、応援してくれるファンに、成長した自分見せたいと思う。



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