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2015年12月のマンスリーゲスト 大城美南海

「Hot Shot with GDO」2015年12月のマンスリーゲストには大城美南海プロを迎え、全4回でお届けする。

1995年2月15日生まれの20歳。沖縄県南城市出身で、2014年にプロテストに合格。2015年度出場資格はQTランキング223位。2016年度のツアー出場資格をかけた、セカンドクオリファイで敗退。途方に暮れたが、限られた出場できる試合に向け気持ちを切り替えて、つらいトレーニングに励んでいる。

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第1回 「旅行気分で全国大会へ進出」

バスケットに熱中していて、あまりゴルフに興味がなかった。娘をプロゴルファーにしたかった父親に、「旅行感覚」で連れて行かれたのが、「九州中学校ゴルフ選手権」。周囲を見渡すと、香妻琴乃比嘉真美子福田真未などすでにジュニアゴルファーで名の知れた選手ばかり。右も左もわからなかったが、なぜか3位になって全国大会へ進出してしまった。それをきっかけに試合に出るようになり、「プロになる!」と決心して、出身地の沖縄から東北高等学校へ進学。ゴルフ部に入ったが、東北の想像以上の寒さにびっくりした。

2013年に初めて受けたプロテストは、手首のけがもあり、失敗。ゴルフがイヤになったが、母親に「申し込んでいるから、ダメもとで受けてみれば」とすすめられ、クオリファイングトーナメントに出場。ファイナルまで進出し、いくつかの試合への出場権を得た。欲のなさがいい結果につながっているが、もっと貪欲になったほうがいいのかなと悩む日々だ。

第2回 「料理は目分量の感覚派」

バスケットが好きだったが、ゴルフ好きな父親に強引に引きずり込まれ、10歳でゴルフを始めた。アマチュアの頃は、教えたがりで、スイングに口出しをしてばかりの父親だったが、プロになってからはピタリと何も言わなくなった。たまに遠回しに言ってくるから、我慢しているのかもしれない(笑)。

スイングコーチはいないが、高山忠洋プロ、谷原秀人プロのトレーナーを務める秀島正芳さんのジムに通い、「正直、ツラすぎる」トレーニングでカラダを鍛えている。

お寿司が大好きで、好きなネタは鯛とひらめとサーモン。光物は苦手だ。時間があれば、料理をつくる。食べたいものを感覚でつくるので、だいたいが目分量。クックパッドなどのレシピを見ながら、創作しながら自分流につくるのが楽しい。唯一困っているのは、意外とおいしく出来上っても、2度と同じものが作れないこと。

第3回 「ファッショニスタ大城美南海」

得意クラブはウェッジで、52度と58度で打ち分けることができる。ジュニア時代に少しでも時間があれば、アプローチ練習をしていた積み重ねがあり、どんな状況でも苦手意識はない。

沖縄生まれと聞くと、「風に強いでしょ」と言われるが、正直なところ風は嫌いだ。細かいことは気にしない性格で、しばらくは考えるが、すぐに切り替えられる。周りには、「もうちょっと執着したほうがいい」と言われることもあるが……。

ゴルフウェアはビームスゴルフと契約している。従来のゴルフウェアとは違い、カジュアルテイストでカワイイところが気に入っている。好きな色は赤やオレンジ。ちぐはぐなコーディネートにならないように、出発の前日に、試合の日数分をコーディネートして持っていく。

当日の天候や気分で、どのコーディネートを着用するかを決めれば、完璧な着こなしができあがる。ファッショニスタに妥協は許されないのだ。

靴が好きで、気が付いたら靴屋さんにいることが多いほど。ヒールはほとんど履かないので、フラットなシューズが好み。まずお気に入りの靴を選び、合う洋服を選ぶのが日課。

長期遠征では荷物をできるだけ減らしたいが、靴だけは譲れない。4足もっていきたいところを、2足に厳選する作業に苦労している。

好きな男性のタイプは、「スポーツマンで、一生懸命な人」で、中途半端な言い訳をする人が、「大っキライ」。趣味は野球観戦で、巨人ファン。スタジアムでファンの応援を聞きながら、「ゴルフも応援で盛り上がれれば楽しいのに」と思う。

目標は早くレギュラーツアーの舞台に立つこと。そこで初めて先が見えるはずだから、それまでは地味にこつこつとトレーニングに励むしかない。自分からではなく、導かれて、気づいたらゴルフ中心の生活になっていた。あくまでも自然体で、これからもゴルフに向き合っていきたい。



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