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2018年4月のマンスリーゲスト 横峯さくら

「Hot Shot with GDO」2018年4月のマンスリーゲストには横峯さくらプロを迎え、全4回でお届けする。

1985年12月13日生まれで、鹿児島県出身。2004年にプロテストを合格し、翌年の「ライフカードレディスゴルフトーナメント」で初優勝を果たす。2009年、自身最多となる年間6勝を挙げて悲願の賞金女王を手にし、その後2015年にアメリカツアーへ本格参戦した。

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第1回 「リランキング制度でチャンス到来!」

今年で本格参戦から4年目を迎えた米国女子ツアー。昨年は17試合に出場し、予選通過は6回と苦戦を強いられた。

「変えなくてはいけないところ」と、「変えてはいけないところ」の区別がついていなかったことが原因と振り返るが、今期ツアー出場権をかけた「ファイナルQT」では、かつてキャディを務めていたジョン・ベネット氏を日本から呼び寄せ、45位タイに滑り込み、限定的な出場権を獲得することができた。

「米国と日本の両立を目指して、シーズンの早い段階でしっかり賞金を稼いで後半戦を迎えたい」と目標を見据える。2018年から国内女子ツアーで導入された「リランキング制度」については、「いいシステムで自分にとってのチャンス。タイミングもラッキー」と捉える。

アメリカで優勝したい気持ちが強いが、まわりの応援を励みにして、プレッシャーを感じることなく、自分のゴルフができれば結果がついてくると信じている。

第2回 「エンジョイ!アメリカンライフ」

ゴルフを始めたのは8歳くらい。3人姉妹の末っ子で、ゴルフを先に初めていた二人の姉に追いつきたい一心だった。子供ながらに、「ゴルフはすごくお金のかかるスポーツ」と理解していた。

中学に入り、全国大会で優勝するようになると、お金をかけてくれている親に対しての想いもあり、明確にプロになりたい気持ちが芽生えてきた。

2014年の4月に、メンタルトレーナ―の森川陽太郎氏と2年半の交際を経て入籍。ツアーを二人三脚で戦い、一年間365日、毎日一緒にいるのがあたりまえだ。頑張って食事をつくろうと意気込んだが、結婚1年目にして挫折。現在は外食と旦那さんの手料理に頼っている。

昨年は試合で上手くいかずに辛いシーズンを過ごした一方で、「家族を第一に考え、人にあまり干渉せずに、自分たちの人生を楽しむ」アメリカ流の生活を楽しんでいる。

第3回 「イメチェンで露出度アップ!?」

ドライバーを思いきり振るイメージがあるが、実は得意なクラブは7番アイアンだ。飛ばしの秘訣は、「自分のタイミングを大事にして、しっかりと芯に当てること」。

年齢とともにドライバーショットの飛距離が少しずつ落ち、左右にブレて安定しなかったことが昨年の不調の原因。アメリカに行ってからは、施設が充実して環境が整っていることもあり、トレーニングをしっかりするように心がけている。

昨年、レインウェア、ソックス、ベルトを含む総合ウェア契約をZOYと結んだ。いい生地を使っているので着心地がよく、スイングでの引っかかりもなく、機能性もバツグンだ。海外での評判も上々で、特に明るめの色のスタイリングが気に入っている。

紫外線対策で肌を露出しないコーディネートが定番だったが、昨年の夏ごろから「調子が悪いので何かを変えたい」と、イメージチェンジ。なるべく足を出すスタイルに挑戦中だ。

第4回 「第2のゴルフ人生」

オフはショッピングに行くことが多い。アウトレットにはまっていて、ウェアやバッグなどの掘り出し物を探すのがもっぱらの楽しみ。

動物が大好きで、飼うつもりはなかったが、癒されようと出かけたシェルターで出会ったワンちゃんに一目惚れ。思わず、そのまま連れて帰ってきてしまった。アメリカでは飛行機で移動のときに、小型犬はケージに入れて座席の下に置けるので、試合のときもずっと一緒に行動を共にしている。

自分の性格は「ゴルフ向き」と分析。気持ちを切り替えるどころか、考えが先に行きすぎちゃうくらい極端で、きちんとその場に戻すほうが大事なくらいだ。以前は、「試合をこなしている」感があったが、結婚してアメリカに行って、試合に出るようになって、ゴルフの奥深さを実感している。

セカンドキャリアじゃないが、第2のゴルフ人生を一から始めているような感覚で、思い通りにならないことも、幸せにつながっていると実感している。



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