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2019年1月のマンスリーゲスト ケーシー・コモト

「Hot Shot with GDO」2019年1月のマンスリーゲストにはケーシー・コモトプロを迎え、全4回でお届けする。

1995年6月2日生まれの23歳。ハワイ出身の日系4世。2018年のプロテストでは19アンダーの2位で一発合格し、90期生となった。セカンドQTで敗退したため、2019年はプロテスト合格者の資格でステップアップツアーが主戦場となる。

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第1回 「オフシーズンはアメリカでパワーアップ」

2018年のプロテストでは、カットラインが8アンダーとハイレベルな戦いとなったが、19アンダーの2位で一発合格を果たした。

ハワイの高校を卒業し、イリノイ州シカゴ郊外の有名私立「ノースウェスタン大学」に進学。米国女子ツアーのQTに挑戦し、2017年は下部ツアー「シメトラツアー」で5試合に出場。「違う言語や文化を学びたい」と日本ツアー出場を目指すも、ファーストQTで敗退した。

シーズン終盤に疲れがでて成績が落ちる傾向にあるため、プロとして年間を通じて安定したパフォーマンスが出せるようになりたい。オフシーズンはサンディエゴとパームスプリングスでトレーニングを予定しており、パワーアップを目指す。

日本の拠点を検討中で、まずは練習場を探して、近隣のアパートへ引っ越す予定。日本の一番好きなところは、「食べ物が美味しいこと」。お寿司、お刺身、お好み焼きが大好物だ。不思議なところは、「電車でみんなが寝ていること」だ。

第2回 「勇気をくれた宮里藍さん」

ゴルフが大好きな父親にすすめられて7歳でゴルフを始めた。オバマ前大統領や、ミッシェル・ウィが卒業した、ハワイの「プノホハイスクール」に進学。その後、全米カレッジゴルフの強豪で知られる名門私立「ノースウェスタン大学」のゴルフ部に所属。輝かしいタイトルを獲得し、プロゴルファーへの夢を膨らませていった。

両親はハワイ、兄は仕事でバンコクに在住している。3歳上の兄は2年間ほどカレッジでゴルフをしていたが、妹曰く「メンタル的にプロになるにはちょっと無理(笑)」。

ハワイで開催された米国女子ツアーの試合で、宮里藍さんのプレーを観戦。ほかの選手と比べて小柄なのにツアー優勝を果たし、「同じくらいの身長の私にもできるかもしれない!」と勇気をもらった。

コーチは朴セリ湯原信光服部道子など多数のプロやアマチュアへの指導をおこなっているシアトル在住のジョー・ティール氏。

第3回 「故郷のハワイを思い出すスカイブルー」

大学でゴルフをしていた時は「テーラーメイド」のウッドを使っていたが、今は、ドライバー、ウッドは「キャロウェイ」、ユーティリティは「NAKASHIMA」、アイアンは「PXG」、ウェッジとボールは「タイトリスト」、パターは「スコッティキャメロン」と様々だ。

ドライバーショットの平均飛距離は240ヤードくらいで、あと10~20ヤード飛ばせるようパワーアップしたい。ティショットの方向性に自信があり、パットが決まり始めるといいスコアにつながることが多い。

大学生のときは、アンダー・アーマー、ナイキ、アディダスなどのゴルフウェアを着用。日本のゴルフウェアは「かわいい印象」。シンプルで着心地がよく、機能性が高いウェアが好みだ。ウェアはグレーや赤を着ることが多い。

好きな色は、ハワイに住んでいたときによく行ったハイキングで目にした、美しい海や空のようなブルー。

第4回 「彼氏はゴルフです!」

中学生のときに、フラダンスとサッカーを習っていた。趣味は「ハイキング」で、ジムにある「ステアマスター(階段を上るマシン)」でエクササイズをする感覚で、高校生のときは毎週1~2回は山登りをしていた。早朝に出発し、1時間ほど登って頂上に着くころに日が昇り、光が海と山を照らす景色は感動するくらい美しかった。

買い物が好きで、高校生のときは毎週アラモアナショッピングモールに出かけていたほど。最近はプロになったばかりで遠征費がかかるので、買い物は我慢して節約の日々だ。

大学に入って、確実に考え方が変わり成長したと実感している。朝練習をして、授業を受け、ゴルフをして、寝る前に宿題をこなす日々の中、時間のマネージメントや、大人として行動に責任をもつことを自覚し始めた。

日本でプロになりたいと考えるようになってからは、自立をしなくてはいけないと意識した。いま彼氏はいないが、移動が多く、忙しいプロゴルファーとしてのライフスタイルを理解し、サポートしてくれる人が理想だ。

今シーズンはステップアップツアーでベストをつくし、レギュラーツアーで戦うための基礎を構築したい。礼儀、尊重、スポーツマンシップの重要性を教えてくれ、こうして日本でゴルフができる機会を与えてくれたゴルフに感謝をしている。



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