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2019年10月のマンスリーゲスト 幡野夏生

「Hot Shot with GDO」の2019年10月のマンスリーゲストには幡野夏生プロを迎え、全4回でお届けする。

1997年8月26日生まれ、神奈川県横浜市出身。堀越高等学校(東京都)に通いながら練習と試合を両立。2015年9月、韓国女子ゴルフ協会(KLPGA)にてプロデビューし、日本人女子初のKLGPAプロゴルファーになった。2019年度の日本女子ツアー出場資格はQTランキング49位で、第1回リランキング順位は61位。

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第1回 「日本人女子初の韓国ツアープロゴルファー誕生」

高校在学中に、韓国女子ゴルフ協会(KLPGA)が外国人にQTの門戸を開いたことがきっかけで、友達の永井花奈と一緒に受験をした。その後、韓国の下部ツアーに参戦し、ゴルフ場に練習場が併設されていないなどの環境下で、選手層の厚さとレベルの高さに驚いた。

2018年の「フジサンケイレディスクラシック」でマンデーから勝ち上がり、800万円の賞金がかかるホールでプロ入り初のホールインワンを達成。鮮烈なLPGAツアーデビューを果たした。

11月に3度目のプロテストを控え、「時が止まってくれればいい。あと2年くらい練習したい」と本音を明かした。「自信」はメンタルでなく技術からくるものなので、もう少し時間をかけて今取り組んでいることができるようになれば、結果がでてくると信じている。

第2回 「井上透さんはスポンジのような人」

父親の影響で10歳から、「周りの子もやっていないし1番になれるかな」と軽い気持ちでゴルフを始めた。2012年に「ファルドシリーズアジア日本大会」、2014年には「神奈川県アマチュア選手権女子の部」で優勝し、自然とプロゴルファーになるレールに乗っていった。

ツアープロコーチの井上透に弾道測定器トラックマンでの計測をお願いし、色々な話を聞いた当日に即決して契約を結んだ。師匠を「優しく穏やかで全部を受け入れてくれるスポンジのような人」と表現。

目下の課題は入射角を揃えてミート率をアップすることで、ひたすら小さなスイングを重ねて、地道な練習に励む毎日だ。

今年から全国でゴルフ場を保有するPGMとパートナーシップ契約を締結。中でも、食事が美味しく、お風呂もホテルも綺麗な「サンヒルズカントリークラブ(栃木県)」がお気に入りだ。

第3回 「ラウドマウスと金髪」

ジュニアの頃からクラブとシューズはずっとミズノで、特にアイアンの打感や顔の美しさは一番だと感じている。得意クラブは8番アイアンで、パー4で140ヤードくらいが残るとチャンス到来だ。

原英莉花の効果もあり話題の「ミズノプロ」を使っており、飛んで曲がらなくなったドライバーショットの平均飛距離は245ヤードだ。

人に見られるのが好きで、目立つのはもっと大好き。ゴルフウェアはSNS映えも狙って「ラウドマウス」を着用し、派手なデザインに負けないように髪の色は金髪にした。

一方、普段の服は着やせ目的で、一年を通じて黒や紺色が多いが、顔だけは目立つように化粧は派手目にしている。疲れてお腹が空いてしまうので買い物には興味がなく、洋服は何年も同じものを着まわしている。

第4回 「優勝したら彼氏ができる!?」

小学校のときに百人一首が好きでいまだに全部覚えている。見た目とのギャップはあるが日本が大好きなので、お茶を趣味にしたいと思っている。

友人でゴルファーの丹萌乃からタピオカのお店に誘われ、「そんなのハマんないよ」と思いきや、今ではほぼ毎日飲むほどタピっている。

物欲がなくあまりお金を使わないが、まつげのエクステンションや、小顔矯正などの美容には興味がある。

母親から「優勝したら彼氏はおのずとできる」と言われたが、優勝して好きになってくれる男性ってどうなんだろうと不安がよぎる。尽くすタイプで、相手は自立していて、自分から追いかけるパターンが理想。家庭におさまりたくないので、生涯独身でもいいと思っている。

プロゴルファーは絶望と幸福が交互にやってくる職業。失敗のほうが多く、立ち直れないとやっていけないから、切り替えは得意な方だ。

夢は賞金女王になって、海外で活躍して世界ランク一位になること。目標を100とすると今はリアルに27くらいで、まだ始まったばかりだからできることを少しずつ頑張っていきたい。



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