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2019年11月のマンスリーゲスト 木下彩

「Hot Shot with GDO」の2019年11月のマンスリーゲストには木下彩プロを迎え、全4回でお届けする。

1999年1月13日生まれ、山口県出身。2018年のプロテストに合格し、2019年の出場資格はQTランキング145位でステップアップツアーを主戦場としている。番組収録後に出場した、「中国新聞ちゅーピーレディースカップ」で、最終日11バーディ、2ボギーの「63」をマークし、トータル12アンダーでプロ初優勝をつかんだ。この日の11バーディは、1ラウンド最多バーディ数を更新するステップアップツアー新記録。後半のハーフ「30」も、9ホール最少ストロークタイ記録となった。

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第1回 「大親友の渋野日向子がメジャー制覇!」

1999年生まれの、いわゆる「黄金世代」。わりとマイペースで、同期の活躍や優勝にまどわされず、自分のペースで戦える性格だ。

2017年、1度目のプロテスト挑戦では「正直なところ受かる気がしなかった」という印象の通り不合格。ゴルフを習う祖父と話し合い、QTを受けずに一年間練習することに決めた。昨年の2度目では合格する気持ちで挑戦し、15アンダー5位タイで見事合格。

同じ中国地方出身で、大親友の渋野日向子については、「日本人でも海外メジャー優勝できるんだ」と、刺激を通り越して感動を覚えた。

8月の「ダイクレレディースカップ」で6位タイ、「山陰合同銀行Duoカードレディース」で5位タイと上位に食い込み、終盤で調子が上がり始めた。「攻めるタイプ」だったはずが、シーズン序盤では逃げてボギーを打って落ち込む場面が多かった。後半になって試合に慣れてきたので、バーディを取ることだけを考えていたらパフォーマンスが向上。

ルーキーイヤーで楽しかったことは、7月に推薦出場したレギュラーツアーで同期の仲良しと食事に行けたこと。困ったことは、ファンから初めてサインを求められて、「わたしでいいのかな」と思ったことだ。

第2回 「スーツケースの中には炊飯器」

かつてプロゴルファーを目指していた祖父のすすめで、10歳からゴルフを始めた。レッスンは受けていなかったが、地元山口県のスポーツ少年団に入り試合に出てみたところ、2010年「山口県ジュニアゴルフ選手権」、2011年「春季山口県女子ゴルフ大会」で優勝。

地元の高川学園高等学校に進学し、ゴルフ部に所属。自然な流れでプロゴルファーへの道を歩んでいった。憧れのゴルファーはテレサ・ルーで、真似はできないがスイングを参考にしている。

好きな食べ物は「ラーメン」で、試合で地方に行くと調べて一人で食べに行くほど。嫌いなものは「トマト」で、食感となんともいえない味が苦手だ。

コンビニおにぎりは体によくないと聞き、遠征にはスーツケースに炊飯器を入れてホテルに持ち込んでいる。高確率で「しゃもじ」を忘れてしまうのが悩みだ。

第3回 「臼井麗香との勝負」

クラブとボールはジュニアの頃からブリヂストンを使っている。得意クラブはドライバーで、平均飛距離は自称「240ヤード」。仲良しの渋野日向子に、「絶対にウソ、250ヤードは飛んでいる」と言われた。

シーズン序盤に、硬いグリーンに対応するためにアイアンをカットに入れていたら、アウトサイドインの軌道になり、今までのよかった部分が全部なくなってしまった。今までにショットで悩んだことがなかったので、スイング修正の難しさを痛感しながら、日々、自分の動画を見て軌道を修正している。

ヘアメイクアップアーティストをしている叔母がマネージメントを担当している。同期の友達がばっちりお化粧をしていても、まったく興味を示さないので、「お化粧くらいしなさい」と言われる。

洋服はパンツにTシャツ、冬はパーカーが定番。ドライヤー嫌いで乾かすのが面倒くさいので、ずっとショートヘア。仲良しの臼井麗香に「負けたらエクステをつける」勝負を挑まれ、敗北。エクステを付けるのに必要なため、現在髪を伸ばしている。

第4回 「30歳までに結婚!」

オフの日は部屋から出ずに、好きなマンガを読むのが至福。癒しが欲しくて、5月末にワンちゃんを飼い始めた。日本のダンス&ボーカルグループの「THE RAMPAGE」のファンで、ボーカルの吉野北人(よしのほくと)さんにちなんで、ワンちゃんには「ほくちゃん」と名付けた。

性格はマイペースでゴルフ向き。計画を立てるのが苦手で、行動はすべて思い付き。気分がコロコロ変わるので、予定はその日に決めることが多い。

好きな男性のタイプは、そんなわがままを全部聞いて、一緒にいてくれる優しい男性だ。目の前しか見ていないので、将来については考えたことがない。

親友の渋野日向子のように、いつもニコニコして、たくさんの方に応援されるようなプロゴルファーになりたいと思う。ゴルフ以外では、30歳を超えるとどうでもよくなっちゃいそうなので、それまでに結婚したい。



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