テーラーメイドが素材も構造も一新した「M1」「M2」シリーズを発表
ブランドカラーもライムグリーンに変わって3月に新発売
テーラーメイド ゴルフ株式会社は11日、「M1」「M2」シリーズをモデルチェンジすると発表した。「M1」「M2」シリーズは世界のツアーでの使用率が高く、2015年の発表以来、実績を積み重ねてきたモデル。今作では素材と構造を見直すことで、前作からパフォーマンスが進化したとのこと。発売日は3月9日。
調整機能がついている「M1 ドライバー」は、ヘッド体積を460ccと440ccの2タイプを用意。ヘッドの素材を前作6-4チタンから、軽比重の9-1-1チタンに変更。ヘッドクラウン部分のグラファイト・コンポジット素材の構造をそれまでの7層から6層にし、ソールのトウ側にも複合素材を採用することで11gの重量削減に成功。余剰重量を最適な部分に配置し、さらなる低重心化を図った。
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また、弾道の左右、高低を調整できる同社独自の「Tトラックシステム」では、動かせるウエイトを10gから12gに変更。前後に重量を動かせるレールの長さを13mm伸ばして80mmにしたことで、ヘッドの重心移動距離が前作比64%アップした。
オートマチックなやさしさが特徴の「M2 ドライバー」。前作との違いは、トウ側のソールを凹ませたことで、ヘッド体積を変えることなく、フェース面積を7%拡大させた。
また、ソールの溝の「スピードポケット」を、前作比3倍の深さにすることで、フェース下部の反発性能とスピン量を軽減。ソール後方にウエイトを埋め込んだことで、慣性モーメントを高めている。ソールについている3本のサウンドリブで、心地よい打音に調整しているあたりも抜け目がない。
「M1」の価格は1本税抜7万2000円(税込7万7760円)。「M2」は1本税抜6万3000円(税込6万8040円)。問い合わせはテーラーメイド ゴルフ株式会社 カスタマーサービスコールへ、フリーダイヤル0120-558-562。