2年目の福島開催 松山英樹が今季国内ツアー初参戦
ピン、『i』と『G』の最新アイアンを発表
契約プロの前田陽子が使用し、ツアー2勝目をマーク
ピンゴルフジャパン株式会社(東京都北区)は9月4日、操作して狙う中高弾道アイアン『i アイアン』、高さで飛ばす超高弾道アイアン『G MAXアイアン』の2機種を発売する。
まずは、『i アイアン』から紹介しよう。同モデルは、iシリーズ初となる、軽量431ソフトステンレスをフェースに採用。インパクト時に心地よい打感を生み出す。また、バックフェースには、エラストマー素材の新型CTPを低く配置したことで、最適箇所への重量配分を可能にした。
<< 下に続く >>
同社の安齋伸広マネージャー(プロダクトマーケティング)は、以下のように説明する。「その結果、当社調べで前作比約10%深い重心位置となり、シャープなルックスに加えて、どの番手でも中高弾道でグリーンを狙えるアイアンが誕生しました」
さらに、各番手にはプレーヤーが求める機能を凝縮。3番から7番アイアンには、トウ側に配置したタングステンウェイトにより、ミスヒットに強く、どんな距離からでもグリーンを狙える寛容性を持たせた。安齋マネージャーが続ける。
「それだけではありません。ショートアイアンは、少ないオフセットと長めのホーゼル設計により、弾道と飛距離コントロールを重視した操作性能を追求しました」
特に契約している女子プロたちが、すでに同アイアンをシーズン中にも関わらず、使用し始めている。先日行われた「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」では、契約プロの前田陽子が同アイアンを使用し、見事優勝を飾る吉報が舞い込んだ。発売前に製品の高性能ぶりをアピール。前景気を煽る絶好のPRとなった。
番手は3Iから9I、PW、UWの9種類を用意。スチールシャフト装着モデルの本体価格は、1本1万8000円。オリジナルカーボンシャフト装着モデルは同2万1000円。左用もすべて用意していることも、選択肢の少ないレフティーゴルファーにうれしい配慮といえる。
続いて紹介するのは、Gシリーズのサブブランドとして位置づけられる『G MAXアイアン』。同アイアンには、最大初速を可能にする革新的な「コア・アイ・テクノロジー」を初搭載。これにより、インパクト時のフェースのたわみが約2倍となり、初速アップの効果をもたらすという(同社調べ)。
「その結果、理想的な超高弾道となり、当社史上最大の飛距離性能を実現しました。また、フェース後方部分に新しく配置された深低重心エラストマーCTPにより、超高弾道が可能になりました。さらに、約17%も重心を深くすることで、ミスヒットを最小限に抑えた高MOI設計を採用。4番から7番のロングアイアンは、右へのミスを抑制する軽量スイングウェイト設計を採用。インパクト時にフェースをスクエアに戻し、初速アップ&直進性が向上します。ぜひお試しください」(安齋マネージャー)
同モデルの番手は、4Iから9I、PW、UW、SWの9種類を用意。スチールシャフト装着モデルの本体価格は、1本1万6000円、オリジナルカーボンシャフト装着モデルは、同1万9000円になっている。もちろん、こちらのモデルも左用を用意。
同社の特徴として、アイアンに関しても1本ずつ購入することが可能だから、ロングアイアンは『G MAXアイアン』、ミドル以下を『i アイアン』なんて選び方をするのも面白いだろう。「飛ばせる高さは、狙える高さだ」というコンセプトのニューモデル。一度試してみる価値がありそうだ。
問い合わせはピンンゴルフジャパンへ、03-5916-1812。