石川遼の決断は プロ8年目初戦を前にギアを“大幅”変更
PGAショー、開幕セレモニーにはバッバが登場!
2015/01/23 13:00
「第62回、PGAマーチャンタイズショーを今、開幕します!」
昨年のマスターズ覇者、バッバ・ワトソンの掛け声と共にPGAマーチャンタイズショー(以下、PGAショー)は現地時間の21日、オレンジカウンティコンベンションセンター(米フロリダ州)にて開幕した。
<< 下に続く >>
今年はゴルフ用品のほか、アパレルやゴルフ関連商品、サービスなどゴルフに関わる企業が約1000社出展。約2万8000坪の敷地内で開催される同イベントには、世界中から集結するPGAプロやバイヤー、メーカーやメディアなど合計4万人以上の集客を予定している。
主要メーカーから新製品が次々と発表される一方で、今回初出展の企業も200を超え、参加者たちの注目を集めていた。また47打席設けられたインドアの試打ブースでは、参加者たちが次々と新製品を手に取り、性能を体感するなど各ブース、盛り上がりを見せている。
クラブメーカーは、フィッティングに力を入れている企業が多い印象。それに伴いゴルフバッグやシューズなども"カスタム性"の高いアイテムが多数出展されている。またアクセサリー類には今年、ベルトや日焼け止めのラインアップが充実、女性向けアイテムも多数紹介されている。来場者たちは、展示されている製品の説明に熱心に耳を傾けると共に、ビジネスの人脈作りにも奔走していた。
さらに同会場内では、コーチングやマーケティングなどの実践的なセミナーも多数開催。PGAが主導となり、ゴルフ市場を盛り上げるべく教育の面からもサポートしているというわけだ。
米市場は日本とは様相が異なるものの、「フットゴルフ(サッカーの概念を取り入れたもの)」や「フリングゴルフ(投げるというコンセプトのゴルフ)」、「エアロゴルフ(アーチェリーの概念を取り入れたもの)」など既存の概念にとらわれず、新たなゴルフの形も積極的に受け入れる柔軟な姿勢が印象的。この点については日本でも見習うべき点が多そうだ。