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11年目のDWDはフォーチュン・ドラゴンで原点へ

アパレルブランド「ダンスウィズドラゴン」(DWD)を企画販売するウィッツは9月16日、都内展示会場でDWD2015年春夏コレクションの展示受注会を開催した。今年6月末決算では、売上高12億7000万円を記録し右肩上がりの成績を残している。今期はブランド11年目に突入することから、ブランドモチーフである"ドラゴン"の原点を見直し、テーマを「フォーチュン・ドラゴン」としている。

ドラゴン発祥の地・中国では、古代から五行説という自然哲学の思想があるが、万物は金、水、木、火、土の5種類の元素からなるという説だ。その5種類の色を月別のカラーテーマに設定。五行の相性の良い順序で展開していく。

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シーズンスタートの2月は金。ゴールドを基調に、五行をイメージしたオリジナル柄のポロシャツやボトムス、そして気温の変化などに対応した2WAYブルゾンやベストがラインアップ。

続く3月のテーマカラーは水の水面柄、アクアスター柄、ストライプ柄など。水滴をイメージしたオリジナルのエンボスボトム素材やデニム風プリントなど、水をイメージさせる二次加工などが特長だ。

4月は木。森林を想わせる独自のプリント柄や部分メッシュ使いでトレンドを意識し、且つ、ゴルフに適した通気性のあるブルゾン、ベスト、ボトムスなどが展開される。

5月は火がイメージカラー。花柄や太陽柄など赤を基調色として、火を連想させる二次加工や色使いが特長。異素材を前身頃、後ろ身頃で変化させたアイテムが揃えられる。

6月は土。土を想起させる迷彩やトライバル、パイソン柄などがデザインの中心。真夏に最適な機能素材や5月に展開した異素材ドッキングのアイテム、土をイメージさせる二次加工や色使いが特長となる。

最後の7月は、DWDの基本カラーであるモノトーン。機能素材に五行ドット柄、ピースマークをモチーフにするなど、DWDの原点を表すアイテム構成になっているという。

同社によると、月別MDでカラーを明確に分けたのは初めてとのこと。モチーフであるドラゴンの原点回帰ともいえるコレクションになっている。

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