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若手プロの献身!復興イベントで子供たちに笑顔
2013/04/01 17:36
建設・不動産業界向けに専門技術者等を派遣するアペックスは先頃、震災復興イベントの「キッズゴルフキャンプ in福島」(クレストヒルズGC)を開催。60名を超える応募者から30名のジュニアが選ばれた。ゴルフ初体験の子供も多く、コースにはリンゴのホッペの歓声や、それを見守る親の笑顔があふれていた。運営はキッズゴルフが行っている。
この企画は、プロゴルファーが東日本大震災で被災した子供たちを応援するもので、参加費は無料。今年が初開催で、福島県在住の8~15歳までの小・中学生が対象。若手プロからゴルフのマナーなどを学び、ゴルフを通じて子供達に「笑顔」を取り戻してもらうことが目的だ。
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本格的なコースでプロからレッスンを受けられるだけではなく、ゴルフの技術はもちろん、マナーやエチケットなど「青空座学」も取り入れた。バンカーの入り方や出方、目土の仕方、グリーン上の歩き方、ボールディポットの直し方など、プロが子供目線で教える姿が印象的――。
また、プロによるドライバーショットのデモンストレーションやプロとの1ホールマッチ、パター対決も実施。午後からは試合形式での9ホールストロークプレーを行うなど、ゲーム感覚を取り入れた内容で盛り上がった。参加した子供たちは、
「プロやコーチから色々なことを教わり、とても勉強になりました。今日学んだことをこれからのゴルフの練習に生かしていきたいです」、「皆とても和やかな雰囲気で、友達もできました。スコアも良かったので、次につなげたいです」、「プロゴルファーになりたいですッ!」など、笑顔で話した。
東日本大震災から2年が経った今でも、被災地には屋外で遊べない地区がある。遊び盛りの子供にとっては「心のケア」が何よりも大事で、「ゴルフの力」が復興に寄与できることを改めて確信。今後の波及効果が期待される。なお、動画でイベント内容を収録した。関係者や協力プロの思いが伝わってくる。
以下、イベント概要。
●主催:(株)アペックス ●協力:福島県ゴルフ連盟、クレストヒルズゴルフ倶楽部 ●後援:福島県議会議員ゴルフクラブ(会長・青木稔福島県議会議員)●運営:キッズゴルフ(株)