92名がタイトリスト・パフォーマンス・インスティチュートを受講
アクシネットジャパンは2月18日から2日間、ゴルフフィットネスプログラム『タイトリスト・パフォーマンス・インスティチュート(TPI)セミナーを日本で初めて開催した。2004年からツアープロのパフォーマンス向上のために導入されたプログラムで、昨年はUSPGAツアー優勝者の31人がTPIのフィットネスを受けているというから驚きだ。
今回のセミナーはレベル1というもので、参加者は92名。参加者のほとんどがゴルフ関係者と思いきや、鍼灸師や整体師、フットボーラーなどが参加している。
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「ゴルフスイングのメカニズムだけではなく、基本的な体の動きからカリキュラムに導入されているため、多くの分野で利用価値が高い。そういう理由で業界外の参加者が多いのです」(同社)
国内外を問わず、参加者はゴルフ関係者、医療関係者、フィットネス関係者で同割合。世界59カ国で開催されているセミナーで、すでに有資格者は1万人以上に上っている。
TPIのセミナーをオペレーションするチームはメインが6名。そのほかアドバイザリースタッフが各分野合計で53人。このメンバーが年間38週にわたり世界各国でセミナーを開催している。
ある参加者は次のようにTPIの魅力を語ってくれた。
「これからは様々なスキルが仕事に必要になってくる。その中で『TPI』はPGAプロの資格以上の価値があると思っています」(ゴルフ雑誌社勤務)――。
日本での『TPI』の開催を後押ししたのが、ボールやクラブでの知名度のアップ。タイトリストブランドが成功を収めることにより、『TPI』の参加者募集もイージーになっているという。
今後は『TPI』自体のビジネスモデル確立が要諦となるが、すでにUSPGAツアーでの実績もあるように、加速度的に有資格者が増加しそうな勢いだ。