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地方専門店のビジネスモデル

2009/03/10 00:00

地方の専門店が、新たなビジネスモデルをつくろうとしている。福島県郡山市でゴルフショップエーコーを運営するエーコープランニングは、他店との価格競争を回避するため中小メーカーとのコラボレーションに乗り出した。「Wシャフト構造」がウリのゴルフクラブ『スキッッター』を製造販売するラパコジャパンと販売代理店契約を結んだもので、ラパコジャパンがゴルフ場や練習場、それ以外の販売チャネルをエーコープランニングが担当する。 Wシャフト構造は、シャフト手元内部に、もうひとつのシャフトを装着したもの。シャフト全体をしならせながら、慣性モーメントも大幅に増えるというのが特徴で、重量が190g程度の軽量ヘッドとマッチング(Cバランス)させながら、腕力に頼らずリズミカルに振ることで飛距離アップが望めるという。 「大手メーカーの商品は価格競争が深刻で、売り場での利益確保が難しくなっています。そこで、他店では扱っていない商品を探していたところ『スキッター』と出会いました。シャフトがフニャフニャの練習器具がありますが、振った印象はそんな感じ。でも、タイミングが合えば従来とは比較にならない飛距離アップが実現できます。昨年後半からの4ヶ月間で100本を販売。ドライバーとしての完成品が半分、残りはシャフト交換によるものですが、すべてのゴルファーの8割に効果があると実感しています」(エーコープランニング) 完成品ドライバーは11万3400円、シャフト単体では4万2000円と5万5000円の2タイプ。差別化された機能を、専門店ならではのコンサルティング販売で浸透させ、さらには販売代理店として他の専門店にも供給していく試み。大手メーカーのブランド品が激しい価格競争に巻き込まれている昨今、規模の小さなメーカーと専門店のコラボは利益確保の突破口となるか。今後の動向が注目される。



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