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株式会社ゴルフパートナーは、同社のフラッグシップモデルであるNEXGEN（※以下ネクスジェン） 201シリーズを発表した。2006年に誕生して以来、4代目となるネクスジェンは「クラブのスペックがゴルファーを限定しているのでは？」「多くのスペックがあることによってゴルファーを惑わせているのでは？」という考えから始まり、シニアからドラコン選手までタイミングよく振れるクラブを開発。

精密鍛造カップフェースを使用して、スイートエリアを広くしたドライバー

今回のネクスジェンは、スイング中の遠心力と求心力に注目し、速いヘッドスピードの人はクラブが重く感じるよう、遅いヘッドスピードの人は軽く感じるよう、体感スペックでクラブを作り上げた。グリップを従来のものより20グラム減らし総重量は273グラム（R）。レディスクラブ並にすることで、シニアでも振り切ることができる。また、シャフトの中間部分の剛性を高めることで速いヘッドスピードにも対応している。

ドライバーの設計を踏襲し、振りやすさを追求したフェアウェイウッド

発表会当日は練習場で行われ、ドラコン選手である安楽拓也プロが、市販クラブのまま、純正シャフトでデモンストレーションを行い、ヘッドスピード55m/s以上で振っても、吹けあがらず直進性の高い弾道を放ち、実演で証明してみせた。ちなみに、細身中背で決してパワフルではない筆者自身が実際に試打した感想は、たしかに軽いが、実際に打ってみると「これ、本当に270グラム台なの？」というぐらいに重量感としっかりした感触で振り切ることができ、直進性の高い力強い弾道を打つことができた。「ネクスジェン」は、ドライバーとフェアウェイウッドがラインナップし、2012年2月29日から実店舗、ネット上で販売される。（ロッテ葛西／宮田卓磨）