長尺に頼らないクラブづくり「マグレガー マックテック NV」
10月27日、グレガーゴルフジャパンは、マグレガーカントリークラブにて、新作のマックテックシリーズを発表した。2012年で創業115年を迎える同社は「長尺に頼らないで飛距離性能をアップさせる」をコンセプトに、ヘッドを重くして最大限のパワーを生み出す方式をとっている。また、前作までブラック、ブルー、レッドの3タイプで展開していたが、今回は市場の流れを考慮して、同社のファン層が一番多いエンジョイゴルファー向けとなるブルーの1点に絞った。
■ ヘッド重量+振りやすさで飛距離アップ「マックテック NV ドライバー(ロングナビ/ショートナビ」
ヘッドソール部分にある2つのウエイトで、ヘッド重量と重心が変更できる。体力に合わせて、自分自身でチューニングできる。また、シャフトバリエーションは45.75インチのロングナビと、44.75インチのショートナビの2種類が用意されている。ロングナビは、三菱レイヨン社製バサラNV201DMシャフトが装着されており、中間部分の剛性を高め、手元側と先端側のしなりで加速させる中調子。一方、ショートナビは、フジクラ社製モトーレ NV201DFシャフトが装着されており、先端部分には復元力と反発力に優れた素材を使用することで、力強いインパクトができる先中調子となっている。
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どちらのクラブも、ヘッドとシャフト性能がマッチしているため、ボールのつかまりの良さ、振り抜きがよくなった。とくにショートナビは、狭いコースでも自信を持って振り切ることができ、平均飛距離のアップにつながる。価格はどちらも60,900円、発売日は2011年12月10日。
■ マックテック NV フェアウェイウッド
3番はヒール寄り、9番はセンターよりにウエイトポジションをフローさせることで、すべての番手を同じ感覚で振り抜くことができる。また、大型ヘッド、低重心化でボールのつかまりもよく、やさしいクラブに仕上がっている。価格は1本30,975円、発売日は2011年12月10日。
■ マックテック NV ユーティリティ
フェアウェイウッドと同様、番手ごとに重量配置を変えることで、振りやすさを実現。昨今のクラブセッティングの傾向で、アイアンは7番までというゴルファーのために、ロフト29度の6番までラインナップされている。大型ヘッド、グースネックでボールのつかまりがよく、長い距離をキャリーで止めたい時などに最適だ。価格は1本23,100円、発売日は2011年12月10日。
■ マックテック NV アイアン
ドライバーにも採用している「ツイン・ウエイトフォーステクノロジー」をアイアンにも搭載した。自分のスイングに合わせてチューニングでき、飛距離、ショットの正確性を向上させている。価格は6本セット(5番からPW)で107,100円、発売日は2011年12月10日。
■ ドームアイアン
ヘッド形状は、トウ側の高さを抑え、トップブレードも厚く、ユーティリティに近い形状をしている。マレージング素材と、ストロングロフトで、飛距離が稼げるアイアンだ。また、ソール幅が広くラウンドしているため、ミスに強く、振り抜けがいいのも魅力だ。価格は6本セット(5番からPW)で88,200円、4本セット(7番からPW)で58,800円、発売日は2012年2月。
(千葉県マグレガーCC/宮田卓磨)