プロが愛用するタイトのアイアンが2年ぶりにリニューアル
都内ホテルで、タイトリストの新製品発表会が行われた。今回発表されたのはタイトリストアイアンの主力モデル「NEW AP1アイアン」」、「NEW AP2アイアン」、「NEW CBアイアン」「NEW MBアイアン」の4機種。2011年12月に発売予定とのこと。
デュアルキャビティの「APシリーズ」は、トウ&ヒールウエイト構造で慣性モーメントを高くして、直進性を高めている。前作より見た目もすっきりとし、プロ好みの構えやすいヘッドに仕上がっている。
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またタイトリストの硬派な伝統を貫く「CB、MB」アイアンは、厚みのある打感と、見た目のシャープさ、振り抜きの良さを継承し、日光の反射によるてかりを防ぐ工夫など、ツアープロの意見が事細かにフィードバックされている。海外ツアーでは、40名近くが早くもNEWアイアンにスイッチしたとの情報も。
■直進性の高いデュアルキャビティ「タイトリスト NEW AP1アイアン」
前作に比べてヘッド形状はシャープに。トウ&ヒールウエイト設計で直進性を高めた。
また、市場のニーズに応えるよう、60グラム台のフジクラ製カーボンシャフト(専用)を採用。上級者だけでなく幅広い層で使用者が増えそうだ。
■革新的な軟鉄鍛造デュアルキャビティ「タイトリスト NEW AP2アイアン」
軟鉄鍛造ボディの複合アイアンにすることで、ヘッド形状をすっきりし、「NEW AP1」よりも操作性を高くしたモデル。直進性と操作性を高次元で両立させたアイアンだ。使用選手は、今季米ツアーで優勝しているニック・ワトニー、スコット・スターリングスなど。日本勢では松村道央など多くの選手が使用を開始している。
■操作性に優れたマッスルキャビティ「タイトリスト NEW CBアイアン」
今まで多くのトッププレーヤーに愛されてきた「CBアイアン」。分厚い打感、操作性、振り抜きを継承させたまま、ツアープロの意見を反映させたヘッドデザインに仕上がっている。今季ではクリス・カークがこのアイアンを使用し、米ツアー初優勝を果たすなど、実績を出している。日本勢では、今田竜二、丸山大輔、貞方章男など、愛用者が多いモデル。
■伝統のブレードアイアン「タイトリスト NEW MBアイアン」
タイトリストといえばブレードの「MBアイアン」。機能性の高いアイアンに比べ、手応えのある打感がなんとも魅力的だ。新たにサテン仕上げを採用することで、構えた時の軟らかな打感をイメージさせ、日光による反射を抑えることで、プレーのしやすさも向上させた。(編集部/宮田卓磨)