キャスコ、2011年秋冬展示会を開催
ゴルフ用品総合メーカーのキャスコは8月23日~24日の2日間、都内イベント会場にて「2011年秋冬新製品展示会」を開催した。今回発表されたのは、自社ブランドの『D‐MAX AR』シリーズ、『KIRAボール』シリーズ、ライセンス契約を結ぶ「EDWIN GOLF」の2011年AWコレクション、「オロビアンコ スポーツ」のゴルフギアコレクションなど、多様化するゴルフスタイルや、より細やかなエンドユーザーのニーズに応えるニューモデルを取り揃えた内容となった。
注目は『D‐MAX AR(ディーマックス エーアール)』シリーズ。同シリーズのドライバーは、クラブ重量を軽量化(249g、※Rフレックスのクラブ重量設計値)することで、振り抜ける長尺(46.5インチ)を実現。クラブ全体の慣性モーメントを振りやすい理想的な値に設計、クラブバランスをD0に設計することで、ヘッドの重みを感じながらしっかりと振り抜くことが可能だという。同社開発部の山本豊主任によると、
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「一般的な軽量シャフトは、軽くやわらかくするために手元側の剛性を下げているため、"頼りない"と感じることが多くなります。『D‐MAX AR』は、"軽い、しっかり感"の双方を実現。シャフトを36g(Rフレックス)まで軽量化し、高弾性炭素繊維70tを使用することで剛性をアップ。軽量でもスイング中にしっかり感を感じながらヘッドが走る新設計を実現しました。頼りなさを感じることなく、エネルギーをヘッドに確実に伝え、飛びのパワーに転換します」とコメント。
そのほか、同社の代名詞ともいえる『パワートルネード』の#99も追加ラインアップ。最高級のエチオピアシープに六角形のエンボス加工を施したグローブ『ヘキサロック』、『ヘキサロックレディス』、蓄熱・保温性の高いマイクロフリースを採用することで、冬のゴルフでも暖かく快適にプレーできる『ウォームキャスコ』も発表された。
また、同社は今年6月よりゴルフバディージャパン(GBJ)と日本総代理店契約を締結。新製品であるGPSゴルフナビ『Golf Buddy』の展示も行った。GBJのゼネラルマネージャー、佐藤義博氏は製品特徴を次のように語る。
「同製品は、海外でのゴルフプレーにも、そのまま使用できるよう2万7000コースが登録されています。最大4万コースまで登録可能で、もちろん日本のゴルフコースのほとんどのデータもインストールされています。長時間の使用に耐える高品質なリチウムイオンバッテリー内蔵で、ボディはハイテクラバーコーティングされており、サイドバンパー付きの衝撃吸収防水ケースがついています」
問い合わせはキャスコへ、TEL:0120-371-562。