クリーブランドがトップ奪取
SRIスポーツによれば、同社のクリーブランドウェッジが4月15~17日に開催された国内女子ツアー「西陣レディスクラシック」(熊本空港カントリークラブ)で使用率NO.1(ダレルサーベイ調べ)になったという。昨年の国内女子ツアーでも年間を通じて使用率トップ(ダレルサーベイ調べ)を獲得、2年連続のトップへ向けて幸先のいいスタートを切った。
ダレルサーベイが行った西陣レディスにおけるメーカー別シェアは、クリーブランドが18.8%でトップ。2位メーカーが16.2%、3位メーカーが12.0%とトップ争いは熾烈。数人が他のメーカーにスイッチしただけで、順位の入れ替えもあるだろう。そんな中、トップを死守するには製品力もさることながらツアーレップの活躍が大きな役割を果たしそう。
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クリーブランドウェッジは、同社独自のレーザーミーリングテクノロジーとツアージップグルーブにより、安定したスピン性能が大きな特徴だが、今季のニューモデル『CG16』はかなりチャレンジングなウェッジ。なぜなら、従来のマッスルバックからキャビティバックへ大きなモデルチェンジを果たしたからだ。
プロ仕様=マッスルバックと認識していた関係者は、この路線変更に疑問符を投げかけたが、実際、フタを開けてみたらプロが飛びついた。今のところ女子選手の使用頻度が高いが、男子にもその流れが生まれるかもしれない。
ちなみに、SRIスポーツは今季から同社契約の星野英正選手のクラブ、バッグ、ウエアなどをクリーブランドに切り替えた。星野プロのアイアンは『CG16ツアー』、ウェッジは『CG15フォージド』のまま。ウェッジも『CG16フォージド』へスムースにスイッチできれば、より話題性が出てくるかもしれない。
写真は、今季から『CG16フォージド』を使用する森田理香子選手。