マルマンが日本の伝統工芸「うるし」をクラブに注入

マルマンが日本の伝統工芸「うるし」をクラブに注入 NO.1
アイアンのバックフェースには日本絵画が描かれている

マルマン株式会社は、輪島塗の技法を活用した「チタン漆」の装飾を施した「マジェスティ プレステジオ ジャパン」を発表。8月25日から伊勢丹新宿店 MENS館7F ゴルフ用品店売り場にて一般公開された。価格は16,800,000円といったプレミア価格で、ウッド3本、アイアン9本、パター、キャディバッグ、フルセットでの販売となっている。

マルマンが日本の伝統工芸「うるし」をクラブに注入 NO.2
ヘッドクラウン部分に輪島塗を注入

このクラブを開発した経緯は、マルマンの物づくりのコンセプトにある、ダイヤモンドやゴールドをあしらって高付加価値をつけるのではなく、一つの芸術品として高付加価値を付けられないものかと模索していた。そのときに、日本の伝統工芸「輪島塗」の記事が目に入り、これをクラブに取り入れられないかということで、プロジェクトがスタート。

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マルマンが日本の伝統工芸「うるし」をクラブに注入 NO.3
パターのヘッド部分にもこだわった丁寧な仕上げ

マルマンでクラブ製造一筋のクラフトマン杉山健三氏と、自らが技能資格を持ち漆の技術を現代へ伝承するため世界を飛び回っている渡邉和子氏がコラボレーションし、輪島塗の技法を活用した芸術的なクラブが誕生した。

マルマンが日本の伝統工芸「うるし」をクラブに注入 NO.4
キャディバッグの刺繍部分にも「うるし」を使った装飾がされている

今年の春、北京で行われたゴルフショーでお披露目となったが、そのときには3件の注文が入る盛況ぶり。最初の納期は今年の8月末を予定している。漆器の場合でも制作までに約1年かかるそうだが、ビジネスとして展開しているため、納期までの時間は劇的に短縮されている。日本の伝統、日本の美を追求したクラブが世界に向けて発信される。

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